ブログみよみよ日記

対話集会に参加!

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「税と社会保障の一体改革」の対話集会に参加しました

国が主催しているもので、毎週末に大臣が全国を行脚し、国民の声を

聴こうというものです

たった90分しかないので、他都市の様子も動画で確認し、自分なりに

言いたいことをまとめて参加しました

石川は五十嵐副財務大臣が参加

最初は「一体改革」の説明から始まったのですが、なんだか様子が・・

大臣が自分の経歴から想いから話はじめ30分を経過

他都市では20分ほどで説明は終わり、参加者からの質問に入っていったの

ですが、今回は30分経った時点でようやく一体改革の説明・・・

思い余って「みなさん意見をもって来られているので、手短にお願いします」

と言ってしまいました

そこからは、さーっと説明され45分経過

五十嵐大臣の説明では、「若い世代に負担をおしつけてきた」「世代間格差が

ある」「若い方が希望をもてるようにするためにこの一体改革は必要」

というようなことが強調されていたと思います

みなさんからの質問は、非常にまじめに考えられたものばかり

「国の財政が逼迫していることはわかるが、消費税増税ありきなのはおかしい。

支出をおさえることや、若い方に仕事がいくよう労働者派遣法見直すべき」

「消費税が上がればみんな物を買わなくなるし、景気悪くなって収入減るし

余計買わなくなる。庶民目線で考えてほしい。

政党助成金や議員の歳費を減らすべき」

「国の経済は国民の購買力が決めて。消費税があがればそれがおちる。

税金の集め方と使い方を考えてほしい。

地方の年金生活者は月7万でぎりぎり暮らしている」

「政治不信があるが、それでは前に進まない。」

「内部留保を労働者に使ってほしい」

「消費税あげてもいいが、目的税化して、きちんと使い道示してほしい」

「消費税になぜ固執するのか。法人税は減税するのではなくあげるべき」

「社会保険料の企業負担を増やしたらますます雇えなくなり、雇用が減るのでは」

唯一20代の学生が隣に座っていましたが、

「今日の説明を聴いても、将来の安心は得られなかった。でも、明日から楽しく

暮らせるよう自分なりに考える」

などなど、私の印象では消費増税に積極的に賛成派の方はおらず、「やむを得ないとしても

今の一体改革ではだめだ」という方ですし、はっきり「反対」と言っておられた方が

多い印象でした

が、報道ではそうでもないようで・・・

私自身、不覚にも緊張というか落ち着かない気持ちでいたので定かではありません

ので、みなさん動画がアップされたら是非ご覧ください

私は、次のようなことを質問

今回は若者が希望をもってこの国を生きるにはどうしたらいいか、

特に税金の集め方について質問させていただきます。

 所得税についてですが、1974年には所得税の最高税率は75%、

住民税の最高税率18%を足して最高税率は93%でした。それが、どんどん

下げられて今や50%。

つまり100億所得の方は40億以上も税金を払わない仕組みになりました。

 そのためにこの国の所得税収は減収となり、今や900兆もの国の借金が

できてしまったわけです。

その穴埋めにですよ、さらに消費税を上げようなんて許せたものではありません。

 今、そのことが国会予算審議をめぐって大きな争点となっていますが、

私が言いたいのは、このような大金持ちを優遇する社会システムへの変更が、

若者を正規社員どころか仕事につくことすらできず、結婚や子育てからも遠ざけ、

がんばっても報われないし、勝ち組だけが評価される社会にしたのです。

金持ち優遇の社会構造こそ、若者が希望をもって生きることを阻害する一番の要因です。

 勝ち組中心の世の中じゃなくみんなが幸せになる社会をつくるのが一体改革の

目的のはずです。

 消費税ではなく、今こそ、お金持ちや大企業から応分の負担をとることが

求められているんです。

 先日、今みたいな質問に対し、滋賀県での対話集会で安住大臣が言いました。

「イチローさんのような方からたくさんの税金をとれと言われますが、そうすると、

そのような方々は海外に出て行ってしまうんです」と。

 自分だけがもうけようとする人に国内に残ってもらう必要はないんじゃないですか。

 勝ち組や金持ち中心の社会になってきたから、人の考えがおかしくなっているんです。

お金持ち中心の考え方を変えて、この国の主人公は自分だと思える社会をつくることこそ

今やるべきです。たとえ貧しくても日本をよくしようとする若者ががんばってるんです。

 消費税増税をやめて本来の応能負担税制にしてこそ、希望をもてる日本になるし、

社会保障の財源もつくれると思いますがいかがでしょうか?

かなり言葉足らずですが、他都市を見ると、マイクは一度しか握らせてもらえない

ようなので、細かいことにこだわらず言いました

これらの質問に対する五十嵐大臣のご答弁は、受け入れるというより説得が中心

でしたが、政府が言っていることだけでなく、大臣の想いもかなり入っていました

「消費税はあげたくてあげるんじゃない」とか

「大企業の内部留保については、労働者にまわすように経団連にもお願いしている。」

「労働者派遣法は見直す必要がある」

「政党交付金も減らすべきだと思う」< br />
わたしの質問に対しても「ごもっともです」と述べた上で、「所得税は上げる方向で

考えていて、今のところ5%引き上げるつもり。証券優遇税制10→20%は、

私は25年度からやりたかったが26年度にさせてもらう」など。

応能負担のことには具体的に触れませんでした。

マイク一巡して、大臣が説得して終わりなので、なんだかフラストレーションたまり

ます

でも、議員になってはじめて国会議員に直接話ができたのは嬉しいし、これが公募で

何人とかではなく、多くのみなさんにもその機会を与えるべきだと思います

私は地方議員として、市政から国政からみなさんのご意見を頂戴しますが、

やっぱりみなさんも直接国に言いたくないですか?

とまあ、「もっと言えばよかった」という反省を残しつつ午前は終了

次は若干、疲れを感じつつ市が主催の「災害や避難生活に女性の視点を」という

公開講座に参加

岩手県のもりおか女性センターの所長さんからお話を伺いました

避難生活では、まだまだ女性の視点が足りないということが浮き彫りに

なり、いろんなご苦労・工夫をされ、今後の基盤つくりをされているとのこと

大変な中ありがたいことです。

災害が起こると生活の全てが「日常」から「非日常」に変わる。

避難生活では今までやってきた日常に少しでも近づけることが復興であること

例えば女性なら「化粧」は日常。贅沢と言って切り捨てられるものでなく、

その日常を取り戻す支援をされてきたそうです

ほんと、いい報告でした

私も岩手へ支援に行かせてもらったので、現地の大変な状況を思い起こし

ながら聴き、いろんな人がいろんなところで前向きに復興や今後の防災の

基盤づくりをしているんだと感動しました

その後は急いで金沢大学へ

今日は、大学入試

スーさんたちと、学生に民青の紹介ビラや学費無償化の署名をわたしました

学生さんと触れ合いながら、十数年前ひとりで、見ず知らずの地に受験に

行ったときのことを思い出しながらいました

また、サークル勧誘の元気な大学生ともお話し

「学費が高くバイトばっかり」「山の中の大学なので町中に行く気がしないし、

足がない。バスも高い」

片町に「学生交流館」つくってるんだという話をしたら

「そうなんですか!!しかも5億かけてるんすか!でも行くかな・・・」

バスの無料実験してたことも知らず、「もしそんなのあったら町に行きたい」

とのこと。

実際聴いてみないとですね。

100円バスの運行が終わったのも残念がっていました

いまや学生さんも親御さんの仕送りには頼れず、バイトをし、バス代だって

惜しい

金沢市は町中に学生を呼びたいとすれば、やっぱり支援が必要

学生が町中に出てくることで、地域も活性化するし、お互いに学びあえる

と思うんです

学生さんには、その大事な時期にいろんな所に出て行って大いに学んでほしい

今日は学生さんと交流し、豊かで純粋な感性を感じつつ、その思いを強く

しました

バイトもいい社会経験になるけれど、学費は無償で、安心して学んでほしい

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