ブログみよみよ日記

2013年 7月 防災・安全対策特別委員会

引用元:金沢市議会議事録

平成25年  7月 防災・安全対策特別委員会
          防災・安全対策特別委員会記録
1.日時     平成25年7月5日(金)
2.開議時間   開会 午前10時1分~閉会 午前10時30分
3.場所     第2委員会室
4.出席委員(8名)
         野本正人委員長、高 芳晴副委員長
         源野和清、広田美代、宮崎雅人、
         松村理治、安達 前、田中展郎の各委員
5.欠席委員(0名)
6.事務局出席者 橋高議事グループ長、喜多主任
7.審査事件等  別紙のとおり
8.議事の経過等 以下のとおり
 委員長の開議挨拶に引き続き、傍聴席数を5席と決定し、所管事務の調査として当委員会のテーマについて協議し、閉会した。
○野本正人委員長 今年度の活動についてだが、法定の特別委員会なので、最終的には本会議で委員長報告を行うこととなる。二元代表制の一翼を担う議会として実効性の高い具体的な施策の実施を執行部に促すようなものをまとめ上げていきたい。  この委員会に付託されている調査事項は、防災、安全・安心都市宣言の具現化に向けた諸課題に関することとなっている。広範囲にわたる内容なので、調査テーマを絞って進めていきたい。  本日は、今年度の調査テーマを協議し、次回は執行部から概要聴取を行い、現状についての認識を共有するとともに課題をあぶり出したい。それ以降は、外部講師の招聘や現地視察、先進事例の研究などを行った上で、委員全員の討議を経て、具体的に執行部に実施を求める施策の内容について協議したいと考えているが、それでよいか。   [「はい」と呼ぶ者あり]  それでは、そのように進める。調査テーマについて提案や意見があれば発言をお願いする。
◆広田美代委員 先般、金沢女性防災フォーラムが開かれて、女性の視点で災害時にどのように対応するかということを考えた。金沢市の防災計画も見直しを行ったところであり、それを具現化、マニュアル化する中で、女性の視点を取り入れていこうとしているので、それについて委員会で考えていけばどうか。
◆源野和清委員 金沢市も老朽化している施設がふえてきていると思う。各部局では、毎年補修計画等を立てているが、公共施設全体を見回したときに、今後、補修費が右肩上がりでふえるようなことになるなら、予算に占める補修費の比率は大体決まっているので、財政的に無理が出ないかを考えなければいけない。場合によっては、補修費の予測を市民に公表して、予算上の理由から統廃合を促すようなことも我々は行う立場にあると思う。箱物関係の総点検を行って、市の財政の観点からどういうことができるか対策を練るのもいいのではないか。
◆松村理治委員 先般、森本・富樫活断層の被害想定が大幅に見直された。新聞では、地域防災計画の見直し等の承認がされたとあるが、議会に対して報告がない。その見直し等を検証することもテーマに加えてほしい。
◆安達前委員 この委員会は申し合わせの特別委員会から法定の特別委員会になったので、行政に対して提言ではなく、勧告できるようなものにしなければならない。安心や安全は、災害が起きてからの対処ではなく、先にどのように対応策をとるかであり、それを行政に言うことがある意味では目標になるのではないか。そうであれば、常任委員会と鏡のようなことをやるのではなくて、活動テーマをしっかりと決めて、全員で議論し、行政もそれに答えを出すという方法をとらないと、従来の特別委員会と何ら変わらない。法定の委員会になるのだから、モデルになるようにしなければならない。  例えば、ある消防分団は用水の上に建物がある。そういうところが2カ所あるが、その検証がされていない。源野委員が話した箱物に関することは、話をしなくても行政はやるだろう。だが、光の当たらない部分、どこかが犠牲になっているようなところを調べて、それを検証して、行政に即効性のある対応を求める。いわば市民のお助け委員会のようなものにならないといけないのではないか。  いくつか提案があったが、活動テーマを慌てて、あやふやに決めるのではなく、どういう視点でやるかをもう少し明確にしたほうがいいのではないか。橋梁でも30、40年経過したものもある。そういったものを明らかにすることがこの委員会の仕事ではないか。
○野本正人委員長 笹子トンネルのような老朽化による事故があった。また地震に関する話が出ていた。安達委員は活動テーマを慌てて決めることはないと言ったが、今までの特別委員会のように12月に提言書を出して終了するというものではなくなったので、時間をかけて行うのも一つのやり方であると思う。  しかし、活動テーマを決めたいということで集まってもらった。私見だが、インフラの安全対策についてはどうか。
◆安達前委員 例えば、予算時期に合わせた勧告のようなものを行政に行うのか、年度末の定例会に提言や報告をするのか、どういうふうに絵を描くのかにより、この特別委員会の方向性が変わってくる。今までと同じだと、法定の特別委員会にした意味がはっきりしない。毎月、特別委員会を開催してもいいし、今ではなく次回に活動テーマを絞り込んだ方がいい。
○野本正人委員長 では、いろんな意見も出たので、それを踏まえて正副委員長案を作成し、次回に活動テーマを決定したい。
◆田中展郎委員 活動テーマを絞るのは、1点でよいか。
◆安達前委員 1点ではなく、関連性のあるもので3点ほどではないか。防災も入っているが、基本的には市民の安心と安全をどうするかに尽きるのではないか。
◆広田美代委員 12月に提言を出さなくてもいいのか。
◆安達前委員 それも含めて、次回に話をする。ほかの委員会と同じことをするかどうかは関係ない。この委員会として独自性があっていいと思う。
○野本正人委員長 では、次回に活動テーマを絞りたい。
◆安達前委員 12月に提言を出すのか、3月に勧告のようなものを出すのか、いろいろあると思うが、予算のための中間提言のようなものがあってもいい。議論をしていく中で、緊急性があるというものが出てくる場合もあるだろう。そういったものは緊急提言ということで、予算のためにトータルに見ていくべきだろう。
○野本正人委員長 それでは、今回のみなさんの意見を踏まえて次回の委員会で活動テーマを決めたいと思うので、よろしくお願いする。
△[次回の委員会開催日時について]   平成25年8月12日(月)午後1時に決定。                                  以上

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