ごみ有料化について。
朝刊にて、昨日の廃棄物対策総合審議会でごみの有料化の素案を議論したとあります。
市の提案、委員は1L1円に理解を示しながらもいろんな対策を求めたとあります。非公開
なので、反対意見が出たのかなど詳しくはわかりませんが、今後素案をかためて、提言を
出しパブリックコメントをしたあと、有料化するかの是非を審議会で議論するそうです。
市長に答申が出されれば、議会ではそれを受けて採択にかけます。
ただ、わたしは担当の経済環境常任委員でありながらこの審議会が昨日開かれることを直
前まで知らされなかったことに怒りと疑問を感じています。
ここで、昨日の審議会が開かれた経緯を少し触れておくと、担当の経済環境常任委員会
(議会内)に対しては、委員長と副委員長に開催案内はあったそうですが、各委員にはあ
りませんでした。委員長判断で伝えなかったとのことですが、実は記者クラブには13日
にすでに開催案内があったのです。記者に伝えるということは、市民に伝えるに等しい行
為です。市民の代表である各委員に伝えられなかったことと矛盾します。委員長判断にも
問題だと指摘しました…が、環境局環境政策課(担当課)も委員長に判断を委ねるなんて
姑息ですし、記者クラブに伝えたことからすれば整合性がつきません。
しかも、昨日午前中は、当の経済環境常任委員会があり、そこでわたしは何度も素案の進
捗状況を尋ねていたのに、その数時間後に審議会が予定されているなんて一言もなかった
のです!そんなに隠したかったのでしょうか。
民主主義とは、賛成も反対もどちらの声も巻き込んで議論をすることです。情報を片方に
しか伝えないやり方はそれに反します。
金沢のまちづくりを付け焼刃でなく長い目で行っていくためにも、さまざまな声や議論を
恐れてはなりません。
今後は必ず審議会の開催はご連絡いただくよう担当課にも委員長にも伝えました。
そして、審議会は基本的に非公開ではなく公開にすべきです。
秘密会議の時代はとっくの昔に終わっています。
これから開かれる審議会の議論を注視したいですし、パブリックコメントについても幅広
いみなさんのお声をいただけるようがんばります。