ブログみよみよ日記

学童保育に入れない!

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「保育園落ちた日本・・」ではないですが、

「学童保育に入れないんです!」というご相談が、わたしのところへも

3月、4月と相次ぎました。

知り合いの小学校関係者に聞いても、各地でその状況があるようです。

担当課に確認をしてきたところ、今年度4月時点において、金沢市内で学童保育に入れた

登録人数は4791名。

昨年27年度より300名以上増えており、過去5年間で見れば1000名近い増加で

す。(以下参照)

H24 3808名

H25 3924名

H26 4165名

H27 4489名

H28 4791名

しかもこの数はあくまでも入所ができたお子さんの数であり、入れなかったお子さんを入

れればさらに多くの人数が学度保育を必要としていることがわかります。

しかも27年度からは子ども子育て新制度において、これまで低学年までとしてきた考え

方が、制度上「小学校6年生まで対象」という拡大がされました。

子どもの数は決して増えていませんので、制度の拡大や、親御さんの労働環境、世帯状況

などが影響しているのだと思います。

しかもこの数は市のニーズ調査などで予測していた数をはるかに上回っているのです。

 

「入れない」という声が相次いでいる現状で、学童保育も容量オーバーとなっています。

国も市も、1施設70名を超えれば分割するようにという方針を持っていますが、

現在4月時点で70名オーバーは、全88施設中22施設もあります。

多いところでは150名、120名という100を超えているところもあるのです。

これでは、お子さんの安全や指導員の負担へが心配です。

早急に手を打たなくてはなりません。

そして、保育所入所で把握するように、学童保育に入りたくても入れなかった方が

どれほどいたのかつかむ必要がありますし、ニーズ調査とずれがあるのならば事業計画

や予算についても見直しが必要かもしれません。

まずは早急な対策と見えない待機児童を把握することをまずは求めていきます。

そのうえで、事業計画や予算に関係する、分割や移転、新築に対する補助や指導員さんの

処遇改善についても引き続き改善を求めていきます。

 

そのような行動を具体的に行っている、金沢市学童保育連絡協議会の総会が昨晩行われ

ました。

保護者のみなさんや指導員のみなさんと1年の方針を確認し、現場の実態もお聴かせいた

だきました。

みなさんとともに、議会内外でがんばりたいと思います!

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