ブログみよみよ日記

またもや有料化ありき。

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「ごみが減ってもなお、有料化導入を強調」




市の有料化ありきの姿勢丸出しです。
しかも、量について「減り幅小さい」などと言っていますが、市は基本計画において、H25からH36までのごみ量の予測について、有料化しない場合は、人口が減るなどを考慮に入れて2394t、1.36%の減少を予測。有料化すれば、さらに22048t、14%減るとしていました。
しかし実際は、市の説明が始まったのがH27で、その1年で人口増の中、事業系ごみは増えましたが家庭系ごみは減少。そしてH28はさらに人口が増えたのに3500t、2.2%も減。しかも事業系ごみも減ったのです。仮にH25から見ても1.44%減であり、有料化しない場合のH36の推計値より下回っているのです。
「減り幅小さい」なんて本来は言えません。予測違いですし、計画を立て直さなくてはなりません。そして、シュミレーションで、毎年2.2%ごみが減ると、目標のH36年どころか、H35年で目標の41%削減、15万1千tを下回るのです。
市長がごみ有料化を提案したH27から市が市民に対して行ったのはほぼ説明のみです。市自らが「説明会を行って市民の意識が向上した」と認めています。ならば、市のごみ量の実態や分別方法をさらに知らせたり、資源の受け皿をつくるなどすれば、有料化しなくてもごみの減量や資源化の可能性は十分あります。だって、有料袋はごみを自動で減らす機械でもなんでもない。ただの袋です。市民の意識と市の環境整備が鍵なのです。
まずは、廃棄物総合対策審議会の招集が必要ではないでしょうか。各委員さんにも昨日の報告資料は配布するそうなので、ぜひ審議していただきたい。

 

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