ブログみよみよ日記

市民と議会のかけはし。

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みなさまにお知らせしてきました、市議会主催の意見交換会が開かれました。

今回は第5回目で、わたしの所属する教育消防常任委員会が担当でした。

参加者が少ないなど、課題が指摘されているところですが、今回は20名ほど

のみなさまにご参加いただきました。ありがとうございます。

メインテーマは「学校規模の適正化」つまりは、「学校の統廃合」についてです。

一通り、教育委員会での方針説明や議会でどんな議論が交わされたかなどのご説明

が終わったあと、みなさまからご質問やご意見。

さすが、地域でさまざまに活躍されている方々なのでしょうか、地域の学校として

いろんなご意見をいただきました。

「学校は文化の継承をする場であり、そこがなくなってしまえば、文化が失われ

かねない。よく議論してほしい」

「ソフト面とハード面が一緒に議論されているように感じる。耐震化はどうなって

いるのか」

「自分たちの地域では・・・というような計画だと聞くがどうなのか」

「学校の通学区域について、課題があるのではないか」など。

このように、、統廃合ありきではなく、地域のコミュニティ形成の場、防災拠点として

学校をとらえ、本当にごもっともなご意見が寄せられました。

わたしもこう議会で主張をしてきました。

「学校は地域コミュニティ形成の場であり、防災拠点ともなる場所。

統廃合ありきですすめず、住民のみなさんの議論と合意が不可欠です」と。

しかも、「学級数の適正化」として12~24学級がしめされていますが、国でも

どこでも、学級数が少ない「小規模校」が教育にとってよくないと、科学的な検証も

しているわけではありません。し、むしろヨーロッパでは小規模を目指しています。

また、質問でも出ましたが、中央小学校に統合されてから、児童数がさらに減っている

が、どういう理由なのかなどという、研究もされていません。

ですから、教育にとっても、地域にとっても、統廃合ありきで議論をすすめるべきでは

ないと考えますし、規模についてもっと研究すべきではないでしょうか。

 

そして、統廃合の合意を待ち続けているがために、耐震化が必要な学校がおきざりに

されている現状もあります。

地震はいつ起こるかわかりません。同時に耐震化も急ぐべきです。

あと「生涯学習」における学校の利用という視点で、ご提案される方もいました。

すごいですね。

ちょうど今から、「新・生涯学習推進行動計画」をつくるところであり、「学校部門」

との連携が位置付けられています。

委員長が答えられず、補足を求めたのですが遮られましたので、終ってからお話させて

いただきました。

ただ、気をつけなければならないのは、学校教育と生涯教育は一緒に論ずることはできず

それぞれの教育者が自主性と主体性をもって自由に行えることが重要です。

そのた、たくさんのご意見が出ました。

知らなかったことや気づかされたこともあり、非常に勉強になりました。

正直まだ、議会側がスムーズに応えられない部分があったりしますが、市民のみなさんと

議会が直接対面し、意見を述べ合う機会は、ほんとに有意義です。

ぜひ、今後もたくさんのみなさんにご参加いただきたいとおもいます!

 

なお、これまでの意見交換会は全て、市民のみなさまとのやりとりがネット上に文字興し

されています。ぜひご覧ください!→金沢市HP

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