ブログみよみよ日記

マイナンバーカードについて日々思うこと。

マイナポイントほしいと来られた方がいました。

まずはマイナポータルのアプリをスマホに入れますが立ち上がらない。
市役所窓口へ行き、5年更新過ぎてる、と言われ、更新・暗唱番号の再設定をし、さあポイントだと喜んだら2、3日後に申請して、と。

もしこれがマイナ保険証だったらその日受診できるのでしょうか?現保険証は自動更新され送られてきます。これで充分だし便利です。

そして、マイナポイントは原則自分で申請するものとされています。しかし、複雑でできない方が多いので、申請支援窓口にはたくさんの人が待ち、カード関係の窓口では、わたしカードをなくしたのよと待合から声が聞こえ、暗唱番号忘れが多いですと担当者。この高齢化社会で、使いこなせてない現状をまざまざ見受ける毎日です。

そもそも、国民が必要としてないカードを普及するために2万円のアメ。それ自体も財政運営として適切ではなく、困ってる方に給付したらどうかと思います。そして、それをもらうのも複雑でできない方がいるため、新たに膨大な人件費を投入してる現状を、保険証一体化を言う前に政府は見てください。

そして、そもそも個人情報って、国はほとんどもっていなくて、行政分野別にそれぞれの機関が持っています。マイナンバー制度は、その情報を国のシステムを通してやりとりできるようにしたものです。その仕組みがあれば国が情報を一元的に集めることも、各個人の情報をひとまとめに見ることも可能に(個人会計化)なるのでは。※今はしてないとされています。

それを元に国民の社会保障を充実するならともかく、経団連の自助努力社会実現、社会保障抑制として個人番号制が提言されてきて今に至るのですから、どう情報を分析して利用するかは目に見えています。もうやっていますが、社会保障抑制や負担増の方へ利用するのではないでしょうか。

そして、マイナンバー制度含むデジタル化で莫大な税金が投入されています。個人情報も匿名加工して民間におわたしするそう。システム、機材、情報などなど新たな利権です。もちろん、市民にとって便利な部分は必要ですが、税金の使い方は厳しく見なければですし、全国自治体のシステムを標準化するのは地方の独立性を損ない、デジタル申請への移行は公務員の現場感覚と責任の所在を曖昧にするし、デジタル弱者は置き去り、と心配なことだらけ。

少なくともマイナンバー制度は、今の政府のもとではやらせたくないし、主権者としてどんな制度なのかどうあるべきか市民のみなさんと考えたい。なにより、自治体職員が主体的に取り組み、議会のチェックが及び、地域住民の参加が必須です。

ちなみに、マイナンバーカードの取得は制度開始当初から、そして今でも、取得は任意ですので。

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