ブログみよみよ日記

金沢市の交通計画に関する意見交換会に参加してきました。

金沢市で今年度議論されてきた、第3次金沢交通戦略(地域公共交通計画)の素案ができ、地域での意見交換会とパブリックコメントが行われています。

意見交換会についての詳細はこちらから

交通政策課お知らせ

パブリックコメントについての詳細はこちらから

第3次金沢交通戦略(素案)について

 

で、わたしが住んでいる味噌蔵地域が12月20日に行われていたので行ってきました!

しかし、わたしが議員として知ったのも15日で、回覧板などにも回ってきてはいない状況でした。

よって、参加も町連、町会の役員さんが多い印象でした。

出された主な意見はこちら。

・キャッシュレス化、バス待ち環境の向上など基本的には賛成です。宿泊税を使っての周遊バスのキャッシュレス化もありがとうございます。しかし、幹線が混むと細街路に入って、通過交通が増えるのはなんとかならないか。自転車は大事だが、学生がルール無視、ルールの徹底をしてほしい。

・いつから行うのか⇒市:令和5年度の4月から具体化は地元のみなさんとの協議が必要

・いたるところに「まちのり(シェアサイクル)」があるが、ヘルメットの着用努力義務化されたらどうするのか⇒市:啓発大事 ヘルメットは現在3か所で借りれるようにしているが増やしていく

・都心軸にホテルが多く、タクシーなどが停まって乗り降りしている。最初は停めないという説明だったのに。⇒市:業界団体には言ってあるが、改めて周知する

・ここまで歩いてきたが、歩道の除雪がされていない。歩けるまちづくりの最大の欠点だ。通勤は自転車だが専用道路も少ない。犀川のサイクリングロード、伸ばしてほしい。センターラインしいてほしい。LRTがいつの間にか消えて連節バスをするというが、新潟など全国的に失敗している。特に金沢は雪が降るのでやめたほうがよい⇒市:道路除雪で精いっぱいで歩道に及ばず。地域のみなさんにも力を出し合ってお願いしたい。サイクリングロードは県と連携する。LRTよりも、まずはバスサービスの向上。新潟では少し持ち直している。実験して金沢でも実現できる。

・非常に優れた報告書だと思う。ただ、現実はどうなのか。夢だ。戦略というのはいつまでになにができるのか明確にすべきだ。地域運営交通は採算とれないと無理。どこでも同じ価格でできない。夢で終わるんじゃないか。⇒市:夢物語を示して具体性がないということにならないようにしたい。地域運営交通はどこでも走っているというわけではない。今年6町連40㎞バス廃止になったので、チョイソコの試験運行をやっている。少しでも不便な地域を減らすということ胸にきざむ。

・ふらっとバスの経営状況は⇒市:コロナ禍で状況が減り、1億2千万ほど持ち出しだが、地域にとっても高齢者にとっても必要。ふらっとバスの利用もお願いしたい。

・バスドライバー不足への対策は⇒市:高校生を対象にバスの運転手体験をやっている。処遇や労働環境の改善が必要。一定期間だけでも運転手できないか業界では考えている。連節バスになれば少ない運転手で状況が乗れる

・交差点の安全が気になる。P&Rの拡大はしないのか⇒市:Pは商業店舗なので、お互いにwinwinとなるようでないと

 

感想

地域ならではのご意見や率直なご意見が出されたと思う。特に、地域運営交通は素案の中でも発言者が述べたように具体性がなく実現できるのかと思うはたしかです。やはり、このように市民のみなさんからご意見をいただくのは本当に大事だと痛感しました。しかし、今回はこのご案内があまり浸透していないのがもったいなかった。今後の予定地域にはいろんな市民の方が集まり、いろんな率直なご意見が寄せられることを期待したいです。

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