一日空きましたが、視察報告させていただきます
市民・福祉常任委員会の県外視察。8月2~4の2泊3日、
次の日程で県外の自治体の取り組みを学んで来ました
?東京都小金井市にて「食品の放射能測定事業」
?岩手県花巻市にて「在宅介護者等訪問相談事業」「小さな市役所構想」
?宮城県仙台市にて「東日本大震災の被害状況について」「震災復興における地域コミュニティとNPOの活動」
まずは、一日目
市役所からバスで小松空港へ
東京に着いたらお昼。とんかつで腹ごしらえです
みんなでごまをすりながら、それぞれのごまのすり方の違いを
楽しみました
食べたら早速、小金井の放射能測定している場所へ
ここでお話を伺いました
小金井はスタジオジブリがあるところなので、キャラクターはあの宮崎駿さんが
つくってくれたこれ!こきんちゃん
かわいいですね~金沢にもゆるきゃらほしいな
で、本題の「食品の放射能測定について」
昭和61年に起きたチェルノブイリ原発事故を受けて、昭和63年に「市民の健康を守るため
市として食品の放射能測定ができるようにしてもらうことを求める陳情書」が提出され、
議会で全会一致で採択
平成2年から、小金井市放射能測定器運営連絡協議会と市が連携して
市民から持ち込まれた食品について計測をしているとのこと
手前のが測定器↓
ここに結果が表示され
印刷される
今までは週1回のところ、3.11以降申し込みが殺到し週3日で対応している。
品目は買ったものや庭先でとれたもの、野菜からお菓子から加工食品から母乳まで
さまざまです。
また保育園や学校給食食材も測定しています
福島の事故を受けて基準値は、セシウムの場合、水・牛乳・乳製品は200ベクレル。
野菜・穀類・肉・魚などは500ベクレルと政府が設定したものです。
それを超えた場合は、行政のしかるところに報告し、再度そこで測ってもらう
そうです
一度そんなことがあったそうですが、国からの検査で忙しく検査は行ってもらえな
かったそうです
協議会側は、みなさん市民のボランティアでいらっしゃり、本当によく勉強され
がんばっておられました
市民の声からはじまったこの測定事業、20年以上も市民の力によって
ここまで続き、市民のみなさんの不安に応えている。
行政が本来その役割を果たすべきですが、市民が主体となれば職員さん
だけでなく、市民も学び考えざるをえない
日本で他には、神奈川県の藤沢市でも行われているそうでうす
明日は朝から、鐘つきで早いのでここらでおいとま。