4・1から消費税増税。
街宣で、あきらめず中止の声をあげようと訴えました。
このままでは来年には10%に・・
とんでもありません!
そんな中、かねてから調べたかった若者サポートステーションへお話
を伺いに。
本多の森ホール内にあります。
学校を卒業してから仕事につくことができず家にいたりして、
どうしたらしたいいかわからない若者を支援する事業です。
●
ボランティア参加や当事者同士話し合う場所の提供、就職のためのアドバイ
スや訓練など行っているとのこと。
となりはヤングハローワークがあるので、具体的なお仕事もすぐにあっせんが
できるようです。
ただ、石川県にはこのような機関はただひとつ。
出張相談も行ってはいるのですが、やはり件数は少ないようです。
全国的にはひとつの県に複数あるところもあり、石川も複数の設置または
きめ細やかな対応が望まれます。
金沢市民の利用は8割とのことですので、金沢市独自の支援体制も必要
です。
若い世代は、親の世代と違って、学歴があってもがんばっても、仕事がなく
て就職できない。
仕事があっても即戦力を求められ、育てられないうちに職場から
追い出されてしまう若い世代。
失業が長期化すると、家族関係が壊れたり、社会に出られなくなって
ひきこもるなんてことも増えているのではないでしょうか。
国の調査では、23万世帯のひきこもりがあると言われ、準ひきこもり
など合わせると70万世帯にのぼります。→内閣府調査
国の政治はもちろん、行政の支援も求められるのは必至です。
わたしも若い世代として、力尽くしたいと思います。
その後は保育の現場にお話を伺ってきました。
10月の申し込みからはじまる子ども子育て支援制度についてです。
幼保連携型認定こども園への誘導が国から行われようとしています。
親のニーズとして、今子どもにさせている習い事を子ども園でできるよう
にしてほしい、教育の充実をしてほしいという声があがった結果だと
説明がありますが、果たしてそうでしょうか。
とある保育園では、保育園の方針ややり方について保護者が保護者へ
アンケートを作製し、結果をまとめて保育園側に出しているといいます。
その中では、習い事など熱心な世帯であっても、保育園では集団の生活や
遊びの中で生きる上での力を学んでほしい。というような声が多く、
保育園側の方針をしっかり理解してくれている、と言います。
机の上での教育が全てではなく、草木に触れ土に触れ、仲間との生活を
通して学ぶことも立派な教育です、とも。
今まで、保育園が誇りをもってやってきたそのことを、幼保連携という形で
うやむやにすることはとても失礼なことだと感じました。
逆に、幼稚園がやってきたことに対してもそうです。
拙速にすすめようとする新制度。
認可基準などがこれからどんどん条例化されていきますが、金沢の
水準が下がることのないよう
現場や保護者、お子さんの声を集めてがんばりたいと思います。
そして今日は、泉小学校の開校式。
校歌は服部克久氏の作曲で話題を呼んでいましたが、統合や小中一貫教育と
いう中身の課題はまだ議論が必要。これからも、子どもたちや地域にとって、
そして金沢の教育にとってどうあるべきかみなさんのご意見を伺いたいです。
●その後、アンプを新しいものに変えていたみよみよ号を受け取りに!
●昨日の石川門下から見上げた桜♪