本日は、西村ひろし候補の個人演説会でした。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました
西村候補の、平和と命・くらし守る訴え、力強かったです。
わたしも市政と絡めてお話しさせていただきました
本日のわたしの訴えは以下です。
みなさん、お集まりいただきありがとうございます。
日本共産党、金沢市議会議員の広田みよです。
石川選挙区の参議院補欠選挙が始まりました。
今回の参議員補選は特別な意味をもちます。
それは、夏の参院選前に行われる全国で唯一の国政選挙であり、全国から大注目をされています。現状の自公政治への評価を石川でくだし、全国に勇気を与える貴重な機会です。
日本共産党は、西村ひろし候補を先頭に、今回の平和とくらしがかかった選挙にのぞんでいます。まずはじめに、西村ひろし候補をよろしくお願いもうしあげます。
今回の選挙は世界を巻き込むロシアのウクライナへの侵略戦争のさなか、平和か戦争かの岐路にたった選挙です。
国際法にも国連憲章にも反したロシアの行為は許されず、しかも、学校や病院への攻撃、虐殺など戦争犯罪まで起きており、とんでもありません。ただちにロシアは撤退をの声を大きくしていきましょう。
日本は経済制裁など参加していますが、憲法9条をもつ唯一の戦争被爆国として、外交努力をもっと行うべきではないでしょうか。
しかしながら、今、政権与党が行おうとしているのは、日米同盟の強化と憲法9条の改定、軍事の増強、そしてなんと維新の会は安部元首相と一体に、核兵器をアメリカと共有する方針を掲げています。
軍事に軍事で対抗しても泥沼化するのは過去の戦争で痛いほどあきらかであり、ましてや核兵器使用などとんでもありません。
そして、なにより戦争ははじめてはならない。それが歴史の教訓です。
だからこそ、ASEANのような軍事同盟ではない、日頃からの対話による平和への取り組みがすすめられている。いよいよ日本も本気でやっていかなくちゃいけないときではないでしょうか。
みなさん、金沢には「平和都市宣言」という宣言がされているのをご存じでしょうか。1985年、昭和60年に、議会側が提案し可決しました。
要約すると、「金沢は戦火にあわず、固有の文化を築いてきた。この文化遺産を守り後世に伝えることがわたしたち市民の役割とし、世界の恒久平和と核兵器の全面禁止・廃絶は人類すべての願い、その実現に向けて不断の努力が必要であり、世界各都市との姉妹都市交流を行い、世界平和と人類の繁栄を希求し、永遠の平和都市となることを宣言する」というものです。
とてもすばらしい中身です。それぞれの現場で平和への取り組みが行われているのに、ときの政治家がそれを反故にすることは絶対にゆるされません。
憲法をいかし、平和をまもる政治に切り替える西村ひろし候補をこの石川選挙区から必ずおしあげたい、どうかよろしくおねがいします。
くらしについてです。いま、相次ぐ物価高で私たちのくらしは大変です。戦争の影響ではと思っている方もいるかもしれませんが、それは最近で、これまでの異次元の金融緩和など、日本がとってきた経済政策の影響がそもそもあることを忘れてはなりません。
物価があがっても対応できる、雇用、賃上げ、経済対策が早急に必要です。
共産党は、やさしくつよい経済というのを提案しています。かみ砕くと、国民にやさしいからこそ強い経済という意味であり経済界中心の政治から、底上げの政治に切り替えるということです。
みなさん、コロナ禍で大企業の内部留保というためこみは、さらに増えて460兆円にものぼりました。それは、これまでの政府による大企業減税と労働の規制緩和で非正規こようをふやし、人件費が減ってもうけが出たからです。
コロナ禍で、わたし、たくさんの相談にのって思いましたが、非正規の方や派遣労働者が真っ先に解雇されたり、お休みさせられたりで、やっぱり調整弁として使われているんですね。
シングルマザーの方、子育て世代の方、若い方が多いんです。
政府は口では、ひとり親、子育て応援と言っていますが、結局のところお給料もあがらないし、都合のよいときに解雇されてしまう。つまり、働いてふつうにくらすことが保障されていないんです。
これでは、日本はゆたかにならないなと、コロナ禍を通じてより強く実感しました。
正規雇用が当たり前、労働者を使い捨てにするな、男女の賃金格差解消、誰もが働いてまともなくらしを保障する政治が必要です。
そこで今回、共産党が提案するのが、内部留保への課税です。税収も増えますし、課税の際に控除をもうけて「賃上げ」や「設備投資」にまわることも想定しています。この課税で生まれる10兆円のあらたな財源で、中小企業も含め最低賃金を1500円に引き上げる、というもの。
岸田首相もこの提案に否定はできなかったそうです。
石川選挙区から、賃金上げてくらし守る提案行う、西村ひろしをよろしくおねがいします。
そして、消費税はやっぱり減税が必要です。
みなさんもご存知の通り、消費税はこれまで富裕層の減税や大企業の法人税減税の穴埋めに使われ、いまや国の税収の中で一番多い税収となっています。もうけたところから集めるのではなく、庶民のくらしから奪う消費税。それでは、格差がひろがるいっぽうです。
みなさん覚えていますか、消費税がはじまった33年前。わたしは8歳です。いつものお菓子屋さんに100円玉を握りしめていつものお菓子を買おうとしたら103円になっていて変えなかった。たしか、おまけしてもらったと思いますが、子どもながらに非常にショックでした。このような働いていない子どもからもとってしまう消費税、しかも、社会保障に使うと言ってたのに、社会保障はよくなってませんよね!ほんとにゆるせません。
この背景にある、大企業や富裕層の方とばかりつながる政権をかえて、消費税は減税、もうけたところからきちんといただく公平な税制に切り変えてまいりましょう。
そしてみなさん、得られた税収は、不要不急なハコモノや事業に使うのではなく、コロナ対策はじめとする、わたしたちの命とくらしを守ることに使いましょう。
金沢の保健所はいまもひっぱくしています。当然です。3つあった保健所をひとつにして、コロナ当初は人口46万人にたった7名の保健師が対応することになったんです。いまは議会で求め十数名に増やしていますが、それでも足りるはずはありません。わたしも保健師ですから、本当に現場のご苦労と、疫学調査が徹底できない無念さが容易に想像できますし、国民の命は守れません。保健所の強化、保健師の増員に使いましょう。
病院も大変です。看護師でもあるので、複数の知人看護師から日々の様子がメールで入ってくるのですが、もともとぎりぎりの医師・看護師体制というだけでも大変なのに、最初のころはガウンも手袋もない、ごみ袋をかぶって仕事をしたなんて話です。感染が広がり、濃厚接触で一人減り二人減りと過酷な状況に陥る。この桜満開でも、まだまだ県外はおろか、外出も避けざるをえないとのこと。そして辛いのは、もうちょっと早く対応できていたら…というお声もありました。それでも、この国は、医療従事者に「ありがとう」は言うけど、病院の統廃合をすすめようとしているんですね。おかしいでしょう。
75歳以上の医療費、10月から2倍になる方が370万人推定されます。国民健康保険も介護保険も保険料は高いけど、医療費は高い、介護サービスは受けられない、年金がそもそも低い!日々みなさんからご相談があります。
得られた税収は、社会保障に使っていきましょう。
県知事選と市長選でも争点になった子どもの医療費助成や学校給食無償化など、子どもと教育にかかわる保障。これは県と市の責任もありますが、国の制度で統一して行うべきです。
みなさんの命とくらしを守る日本共産党の西村ひろしをよろしくお願いします。
今回の選挙、投票日は24日です。誰に入れようかではなく、行こうかどうかの方も多いかもしれません。
しかしみなさん、この石川選挙区から選出される国会議員は衆参あわせて5名ですが、埋まっている議席4席はすべて自民党です。
今お話しした、平和と命、くらし守るためには、今回の貴重な1議席に、この石川、金沢からきちんとものが言える日本共産党の議席がどうしても必要ではないでしょうか。
そして、最初にも言いましたけど、全国で大注目の選挙、共産党の幹部も続々かけつけます。まず、12日(火)は小池あきら議員、16日(土)は紙智子議員、そして、21日(木)は穀田恵二議員が県内入りします。
この結果が夏の参院選への流れを左右することは間違いありません。それだけ重要な選挙を戦おうとしています。
ぜひとも、ご家族、ご友人、ご親戚、そして、言わなくてもわかってるだろうという人にも呼びかけていただき、そして、支持をお願いするだけでなく、広げてもらうということで西村ひろしご支援の輪を広げてください。どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。