2014年になりました!(写真は夫の実家近く)
2013年は、安倍政権の大暴走で地方の市民生活、行政も大混乱
の年でした。
その中で、金沢市の議員として国からの防波堤となるべく議会で
役割を果たしてまいりました。
国と違って、地方は首長と議会の二元代表制。
市長も議員も市民によって選ばれ、お互い対等な立場で
議会は市政と市長をチェックする機能をもっており、市民から
選ばれその付託を受けています。
だから、議会や議員が変われば金沢市も変わる。
市民のみなさんはそのような期待をもって投票をされていると
思いますが、ぜひ選んだ議員が議会でどのような役割を果たしているか
チェックしてみてください。
「政治や議員には期待しても仕方ない」とあきらめる方もいますが、
議会も市政も、システムやあり方は基本、民主的です。
議会は例えば、「議員定数をかんがえよう」となったとき、どこでまず提起するか?
どこで、誰が議論するか?を議員全員が考えうる仕組みにはなっています。
しかし、それを動かす議員の民主的な組織運営への理解や、経験、学び
が問われます。
そして、じゃあかんがえよう!となった時も、少数派の意見も含め議論しつくせるか
どうかも議員たちの力量と市民からの付託をそれぞれが受けているという責任が
問われます。国会での秘密保護法の審議は、強行も強行で、参議院の採決結果も
与党しか賛成票がないという始末。これは本来の議会の姿ではありません。
で、市政に関しても、必ず議会にかけられます。そこで議員が、課題ごとに気づいて
チェックできるかどうか、本質を見抜けるかどうかが問われます。
金沢市もちなみに石川県も、首長が提案した議会で予算が否決されたことは
ありません。
つまりは、ほとんどが議会で認められているのです。
みなさんが選んだ議員が「よし」としているのです。
それが現実。市政に不満があるならば、なくてもですが、自分の選んだ
議員を議会で見てください。どんな質問をしているのか、もしくは本当に
質問ということをしているのか、議事録でも調べることができます。
この国の暴走の中で、地方に多大な影響を及ぼすのはあきらか。
わたしたちの議会が市民、県民を守るためにどのような判断をし、
または国へ声をあげるのかが問われています。
ヒーローはいません。
市民・県民が議員を選び、首長を選ぶための、情報収集と学びから
政治ははじまっています。
今こそ、その地味だけど重要な、土台づくりが問われるのではないで
しょうか。
ご一緒にがんばりましょう!