大晦日ですね。
2014年最後の年です。
1年間、みなさまにはお世話になり本当にありがとうございました。
おかげさまで、議員活動に専念することができました。
いよいよ来年です。がんばります!
宣伝の時、であったお犬さん。
本日さいごの朝宣伝で訴えた内容は以下です。
ご町内のみなさん おはようございます。
日本共産党金沢市議会議員の広田みよです。
本日は、ちょうど今年最後の訴えとなります。1年間ほんとうにありがとうございました。
今年最後の訴え聴いていただきますよう、どうかよろしくお願いします。
みなさん、今年はどんな年だったでしょうか。
安倍政権のもとアベノミクスや消費税8%への増税が行われた年でしたが、
みなさんのくらしはよくなったでしょうか?
大企業や大株主は巨額の富を得ましたが、圧倒的多くの国民は、
アベノミクスが目的としていた大企業が儲かれば、滴がしたたり落ちるようにいつか庶民も潤うということはなく、お給料も16カ月連続下がり続け、消費税、物価高、円安に生活をこわされてきました。
年金で生活をしている方も、年金が下がっている上にこれ以上の負担はムリというお声
子育て世代もこのままでは子どもを大学に行かせてあげられないと悔やんでいます。
この1年、安倍政権のやったことは、安倍さんの身近なお金持ちにはもうけさせ、
多くの国民・市民には、もともとギリギリだった生活をさらに追いつめ、
社会の宝である子どもの夢をも奪ったということではないでしょうか。
しかも、昨日まとめた2015年度の税制改正大綱案では、
大企業のために法人税引き下げを行うことを打ち出しました。
その財源となるのは、中小企業への課税強化と2017年度からの消費税増税であり、
庶民と中小業者へのさらなる負担です。
子どもや若者の夢を奪い、庶民や中小業者を追い詰めて、日本の景気が回復するはずはありません。
私たち日本共産党は、このようなアベノミクスや消費税に頼らない政策を提案しています。
まずは、儲かっている大企業や大金持ちに優遇している税の制度をかえて、
応分の負担をしてもらうこと。
また、大企業がためこんだ最大規模の内部留保を賃金UPなどに
活用することで税収も増えます。このふたつで40兆円もの財源を生み出せます!
今必要な経済政策は、冷え切った国民1人1人の懐を、痛み分けなどと言ってさらにおいつめるのではなく、暖めることではないでしょうか。
ここ金沢市でも消費税増税、生活保護費の削減など国の改悪による影響のほか、独自に
国民健康保険料の引き上げや、高い水道料、保育料などで市民生活を追い詰めています。
一方で山野市政はアベノミクスに追随し、大型開発や大企業呼び込み型の政策に
税金を湯水のように注いでいるんです。
300億以上かけた駅前の再開発事業はいまだにテナントが埋まらないで残った床については税金で払い続けていますし、
造成されてきた工業団地も多くが売れ残り、テクノパークは7年間も空いたままで東京ドーム2個分が残っています。
また、大きい道路が次々建設され、そのまわりには県外の大型商業施設がはりつき、まちなかの商店は閑散としています。
まちなかを元気にするといって、片町の再開発に34億の税金が使われていますが、
大手ゼネコンが一手に引き受け、入るテナントも県外資本ばかりが予想をされます。
しかも、市民が大変なときに、一部の競輪業者に対し、市民と議会を裏切る約束を交わしていたことが明らかになりました。選挙で禊がすんだというものではなく、歴史に残る汚点となりましたし、議員も含め真相の追及が続けられる必要があります。
そしてその山野市政を、議会という場で予算や条例など否決することなく、賛成してきたのが、わが市議団の議員以外のすべての議員であるということが実態です。
まちなか活性化、中小企業支援と金沢市が打った手いる中身とはほど遠いこのような施策ではなく、市民のくらしや中小企業によりそう市政に転換していこうではありませんか。
また、安倍政権はこの1年、平和と民主主義をことごとくねじまげてきました。
集団的自衛権行使を国民にもきかず、閣議決定で決めて
日本の若者や自衛隊をイラクやパレスチナのような戦争に送り出そうとしています。
秘密保護法は、原発や戦争する国づくりを国民の知らない所ですすめようとする悪法で、
東京ではこれまで黙っていた大学生たちもデモを起こしているんです。
そして、原発再稼働、TPPなど、国民の世論は反対の方が多いにも関わらず強行姿勢。
総選挙で民意を得たと言いますが、とんでもありません。
自公で3分の2維持しても、得票数、率ともに激減し、一方わが党は、多くのみなさんのご支持で、21議席と大躍進しました。
安倍政権の暴走政治許さない。幅広いみなさんと力合わせて、国会でも、地方議会でも頑張ります。
来年の4月はいっせい地方選挙です。
みなさんに最も身近な県議会、市議会議員を選びなおし、みなさんの暮らしを変えるチャンスです。
私も、佐藤県議と共に、この地域でがんばります。
この4年、市民のみなさんの切実なくらしやお声を、実際に見て聞いてきました。
お1人で生活できなくなった方のお部屋を整理しながら、また
お子さまを抱えて途方に暮れているお母さんの生活相談をしながら、
そして、派遣の仕事がなくなり寮も追い出され、途端にホームレスになった若者を支援しながら、また、地域のみなさんのためにと昔からのお店をがんばって続けているみなさんのお声を聞くたび政治が市民を追いつめている実態に怒り、涙がこみあげることばかりでした。
それでも、議会という仕組みの中では、この政治を変えられるという希望ももつことができました。
というのも、今までみなさまとがんばってきた、子ども医療費の中学校卒業まで助成となり、窓口無料化まであと一歩というところまできました。
保育園の入所制限についても、みなさんとともにがんばり、緩和がされました。
地域の中では、公園や道路の問題、細かなことも皆さんと取り組み、市政を動かすことができました。
また、制度として変わらなくても、もともとある制度で運用があいまいだったものを市民が使えるように行政に迫ったり、市民の実態があきらかになるようなデータを出してもらい実態をあきらかにすることも重要な取り組みでした。
市の職員は、決して市民の暮らしに寄り添う姿勢がないわけではなく、実態をいちばんよくわかっているし、制度をどう使うか、また職員さんの配置や業務をどうするかということで、いかようにもその能力や思いを発揮させることができるのです。
そして、ほかの会派や議員とも力あわせていくことも必要です。百条委員会の設置については会派を超えた取り組みとなりました。予算や政策についても力あわせられるところはぜひがんばりたいと思います。
市民とともに、議会と行政を動かしていく、この仕事ぜひ、来年もがんばらせてください。
子どもの医療費窓口無料化、国民健康保険料や市民税・固定資産税の引き下げ、地域でがんばっている商店や中小企業支援など市に訴えがんばります。
憲法9条いかした平和外交、志賀原発再稼働許さないなど議席増やした国会議員と連携してがんばります!
どうかよろしくお願いいたします。
来年も皆さまにとって、健康で実り多い1年となりますよう、ご祈念し、
2014年最後の、広田みよの訴えとさせていただきます。