ブログみよみよ日記

【税金や保険料に関して思うこと】

 数々の生活相談をしていて思うのは、税金や保険料に関してあまりに知られていない、知らされていないこと、そしてデジタル化ってなんだ、職員増やしてということ。

 よくあるのは、世帯の構成などからして住民税非課税の方であり得るのに、控除などをしておらず何年も課税となっていた、など。しかも、さまざまな関係機関が入っていても、見過ごされていたりする。税は申告主義ということもあるけれど、ほんらい自治体は住民のあらゆる情報をもっている。もちろん、個人情報保護の観点から各課が連携できない情報もある。だけれど、住民税非課税かどうかは保険料や今やっている給付金などなどあらゆる制度に連動し、その方の生活を左右する。よって、どの課、その関係機関も、もっと積極的に市民の税状況について把握するようになればと思う。もちろん、自分への戒めも込めて。

 あと、保険料については払いすぎているという事例が最近続いた。保険料や介護保険料が、年金から天引きではなく、納付書で払っている方でしたが、入院などしている間に滞納となり、督促が来て、同じ月の保険料を2回払ってしまった(しかも何か月分も)というもの。ご一緒に整理して、数万円の還付を受けることになりましたが、実は還付金のお知らせも市から来ていたのですが、最近還付金詐欺も多く、ご本人はよくわからないまま放置していたというもの。滞納の時、最悪の場合は差し押さえまでしますが、還付の際はあまりしつこくない様子。やはり、返すべきものは本人が理解できるまでお知らせ願いたい。一方、還付金詐欺にあわれた方に話を聞いたこともありますが、市職員を語る青年が家まで訪ねて来てねんごろに説明しキャッシュカードを預かっていくそうです。詐欺にもほんとご注意ください。

 そして、このふたつに共通して思うのは、デジタル化やマイナンバー制度って、市民のこうした不便を解消するために利用するならまだしも、全然活かされていないと実感します。たとえば、前年まで税控除していたのにしなかったら、データで割り出してお知らせするとか、保険料については一度払われたら、2回目は納付書が無効になるなど、できることないのかと。

 あと、やはりしっかり市民の声に耳を傾けられる職員体制、そして税や保険料、あらゆる支援制度を熟知した職員を増やしてほしいということ。最近の事例は、市職員が気づいてくれてわかったというのももちろんあったので、ほんと市の職員さん、リスペクトですし大切な存在です。

 大前提として、市民の生活実態からして、税も保険料も高すぎる!というのはもちろんありますが、今ある制度をしっかり活用することも大切だと感じしたためました。

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