遅くなりましたが、13日は金沢市が行っている「食肉の放射性物質検査」
の見学に行ってきましたの報告です
才田というところにあるこの場所で行われています
お向かいのとちく場で牛・豚から、「首の筋肉」部分を採取。
「首の筋肉」なのは、セシウムが筋肉に蓄積するものであり、首なのは
とさつする時に、高いところから逆さまにつるすので、首が届く位置に
あるということからです。
こちらに持ってきて、血管や脂肪など余分な部分を取り除いて専用の容器に。
350gです。
これをNaIシンチレーションスペクトロメーターに入れて15分測定
セシウム134と137を併せ、検出限界は50です。
今のところ、50を超える値は出ていません。
市のホームページで見ることできます→こちら
全戸検査ですので、例えばAという農家が10頭とちくに出したら、
そのうちの1頭だけの首の筋肉を検査するというもの。
そして、例えば今月検査したら、半年後も1年後も検査はもうしません。
というのも、飼育環境は変わらないという前提のもとです。
「食品衛生研究所」というところが、飼育環境を確認しているらしいのです。
ところが、県外については「再検査」をし出しています。
それは、直接飼育環境が確認できないためだそうです。
ちなみに、ただいま県外産については東北からは入ってきておらず、
新潟から少し来る程度とのことです。
所長さんとの懇談では、「市民のみなさんが食べ物が安全なのか不安に陥っている
気持ちはよくわかる。検査は国の指示通りに適切にやっており、今のところ検出限界
を超える値は出ていないので、安心してほしい。情報がひとり歩きしないよう、
こちらからもわかりやすく正確に伝えていく努力を今後も続くていきたい」
とのこと
食肉だけでなく、「給食の食材全部やってほしい」というお声も伺っています。
他の自治体も行ってきていますし、市民のみなさんの安心を得るためにも行って
ほしいと思います。
引き続き要望していきます。
食肉の見学はどなたでも受け入れてもらえますので、ぜひご希望の方はご一報ください