ブログみよみよ日記

2014年 2月 防災・安全対策特別委員会

引用元:金沢市議会議事録

平成26年  2月 防災・安全対策特別委員会
          防災・安全対策特別委員会記録
1.日時       平成26年2月10日(月)
2.開議時間     開会 午前10時1分~閉会 午前10時27分
3.場所       第2委員会室
4.出席委員(8名)
           野本正人委員長、高 芳晴副委員長
           源野和清、広田美代、宮崎雅人、
           松村理治、安達 前、田中展郎の各委員
5.欠席委員(0名)
6.事務局出席者   橋高議事グループ長、喜多主任
7.審査事件等    別紙のとおり
8.議事の経過等   以下のとおり
 委員長の開議挨拶に引き続き、所管事務の調査として、提言書案について協議を行った後、今後の予定を確認し、閉会した。
・提言書(案)についての説明・・・・・・・・・・・・・・・高芳晴副委員長
 提言書の正副委員長案について説明する。前回、提言骨子案を協議した内容でおおむね合意が得られたと考えている。その中で、いくつか意見をもらったので、それをもとに修正した点と全体の流れについて簡単に説明する。  全体の流れだが、1.はじめにとして、今年度の活動テーマを述べている。次に、2.提言として、(1)老朽化した市有施設の安全確保、(2)空き家等遊休資産の適正管理、(3)木造密集市街地の防災対策を挙げ、各項目の具体的な提言をそれぞれ①から③まで述べている。最後に、3.おわりにとして、安全や安心を得るためには時間や労力を要するが、まちづくりには欠かせないものであることから、部局間の連携を密にし、さらなる安全と安心の確保に向け、提言内容の実現を求めることを結びとしている。  前回、広田委員から何点か意見をもらった。空き家に関して、骨子案では「町会や民間団体との協働による実態調査」を提案していた。今回の提言書ではそこまで踏み込まず、「町会や民間団体との協働による」という文言は省いた。  また、実態調査に加えて、ニーズ調査をしたらどうかという意見があったが、まず実態調査を行い、本市にどれだけの空き家があるかを把握することが重要であり、ニーズ調査はその次の段階と考え、今回の提言では、ニーズ調査については触れないこととした。  さらに、緊急安全措置や老朽危険空き家の撤去に関する提言内容が、空き家条例に関係してくるのではないかという意見もあった。空き家条例の制定は国の動向を見守りながら検討し、地域住民にとって危険な空き家に対する措置は、条例とは切り離して検討するという整理をした上で提言したいと思う。  木造密集市街地の防災まちづくりについては、京都市のように職員が小まめに行動することを盛り込んではどうかとの意見があった。提言においては「地域住民とともに」として、そのような意味合いを込めており、理解願う。  安達委員からは、木造密集市街地の防災対策に関し、老朽危険空き家の撤去は法律に規定もあり、無償譲渡という文言は適切かという意見をもらった。指摘のとおり、火災が発生した場合には、消防法の枠組みの中で処分できる規定がある。そのような点も踏まえ、提言においては、「無償譲渡」という文言を削り、万が一の災害に備えての被害拡大防止という観点から、所有者が管理できない場合は、協議の上で市に寄附してもらい、防災面で有効活用を進めることを対策の一例として提示し、何らかの取り組みを促すよう求める内容に改めた。  以上が、前回説明した点から修正を加えた点である。
△[提言についての協議] 
◆広田美代委員 (3)③の新しい技術の活用だが、どこまで応用できる状況にあるのか。使われている事例はあるか。
◆高芳晴副委員長 まだそこまではいってないと思う。
◆広田美代委員 どういう点で支援をしていくのか。
◆高芳晴副委員長 一般の住宅にはまだ普及していないかもしれないが、これから応用されてくると思われるので、適用できるかどうかということも含めて研究・検討していくということで挙げている。
◆広田美代委員 耐震改修をすること自体が広まっていないと思うし、その拡充をしてからの次の段階の話ではないか。
◆高芳晴副委員長 提言には、耐震改修の支援制度の拡充の検討と新技術による耐震補強の方法の周知としている。
◆広田美代委員 この新技術は、誰が見てもお墨つきという段階のものか。
◆高芳晴副委員長 まだそこまでのものではないと思う。
◆広田美代委員 行政側での研究にとどめておけばいいのではないか。それよりも全体の支援拡充に努めた方がいいのではないか。
◆高芳晴副委員長 木造家屋を壊さなくてもいいような技術的な取り組みを進められないかということで挙げた。
◆安達前委員 前回の内容を聞いて今回協議しており、ある程度の案を事前に提示しておくべきではなかったか。そうしないと、今のような文言の整理をもう一度しなければならない。広田委員の意見を受け、今回の委員会で提言はこうするんだということを、しっかりと正副委員長が示さなければ先に進まない。
○野本正人委員長 いきなり提言書案を出した不手際があり申し訳ない。
◆広田美代委員 前回の委員会で新技術の説明があったが、意見を言う機会がなかったので、今回意見を言った。新技術を盛り込むことも疑問だが、木造家屋に適用させるような新技術ということは、新技術とは違う観点になってくるのではないか。
◆高芳晴副委員長 ダンパーは木造家屋には取り入れにくいかもしれない。
◆宮崎雅人委員 古いものも新しい建物も含めて、総合支援制度ということにすればどうか。
◆広田美代委員 文章であり、委員全員の責任で出すものになるので、できれば、この提言書案は一度持ち帰りたい。
◆安達前委員 それぞれが意見を言うと、何回も持ち帰るということになり、まとまらないので、今まとめなければならない。
○野本正人委員長 事前に見せなかったのは申し訳なかったが、指摘があったものについては、調整して取りまとめたい。正副委員長に一任してもらってもいいか。
◆広田美代委員 私は、持ち帰りたい。
○野本正人委員長 意見は参考にするが、ほとんどの委員に了解してもらった。特別に何かあるなら言ってもらえればいいが、一字一句ということになるとまとまらないので、その辺は理解してほしい。そういうことで進めてよいか。
◆広田美代委員 新技術の話は、視察もしておらず、議論になったこともない。費用が幾らかかるかもわからず、進められないのではないか。
◆安達前委員 正副委員長案を出して、委員のほとんどが了解している。それで進めればいい。
○野本正人委員長 今の意見も参考にするが、正副委員長に一任願う。取りまとめたものは、後日配付して、確認をお願いする。
◆広田美代委員 この委員会の後に意見したものは、委員会に諮らずに直せるところは直すことになるのか。
○野本正人委員長 意見は参考にする。正副委員長で必要だとなれば調整する。
◆宮崎雅人委員 調整に時間がかかるので、意見はきょうじゅうに出してもらえばいい。
△[今後の予定]   提言書の取りまとめ、議会運営委員会委員長及び議長への報告、市長への提言書の提出並びに本会議での委員長報告については、正副委員長に一任することとなった。
△[その他]   なし                                  以上

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