7,8日は、議会広報委員会で視察へ行ってました。
一日目は長崎市へ。
長崎市議会では、議会基本条例に定める「市民に対して議会活動に関する情報を積極的に発信し、議会の透明性を高めるよう努めなければならない」の規定に基づき、議会事務局が主体となっていろんな取り組みをしています。
まずは、facebookの運用について。
「いいね」の人数は1759人となっており、平成27年度のリーチ数は362,810人とのこと。
また、ホームページへの誘導を行っており、平成25年度137,242人から平成27年度は197,294人と大幅に伸びている。
ほぼ毎日かかさない投稿と、その時に開かれている委員会などについても細かくお知らせをしているなど、市民へ議会の様子を届ける地道な努力が実を結んでいるのであろう。
また、視察の中でやりとりをして感じたのは、投稿や市民のコメントへの返信に対しては、職員ひとりに任せるのではないというのが肝。その日の投稿は誰かであったとしても、その書かれた内容は課長が添削をするなど、課として常に対応しているということが続けられる要因かもしれない。
議員個人でもSNSの対応にはなかなか苦慮するところですが、議員ではない議会の職員が議会の中で中立公正にわかりやすく情報をお伝えしたり、コメントにお答えするのはほんとに大変だと思います。
しかし、議会のことを熟知し、課全体で方向性や一定のルールを決めて、俯瞰して冷静に対応できていると感じました。
この取組で、平成26年度の第10回マニフェスト大賞において、優秀コミュニケーション・ネット選挙戦略賞を受賞したそうです。
金沢市議会でも議会広報委員会の中で、SNSの利用を議論しているところです。
開かれた議会にするにはやるべきだと私は考えますが、会派によってはさまざまなご意見ありますし、やるにしてもどういう形態が望ましいかなど、視察の成果をもとに意見を交わして行きたいと思います。
また、市議会の開催を知らせるポスターも工夫が見られました。
方言いいですね。
あと、写真についても広報の担当課にもらうこともあるけど、議会事務局が自ら撮って用意するときもあるそうです。
デザインも事務局でやっているそうです。
改選後は、全議員が載ったものを用意しているそうです。
これらのポスターは市の施設などに貼られています。
金沢市もこれからポスターについて議論します。
傍聴に来たくなるような、また情報がまとまっていてわかりやすいものをつくれるようが
んばります。