昨日17日は、原発なくそう講演会&パレードでした
歌劇座の大集会室は立ち見が出るほどの人人人
わたしも、遅れて行ったので後ろで体育座りをして聴いてました
講演の講師は共産党の国会議員の吉井英勝さん
見た目が「わーまじめそう!」と思ったのですが、話し出すと
関西弁で楽しくわかりやすく話してくださいました
なんか旅番組のナレーションみたいな素敵な声だったな・・・
とそんなことより、さすが京都大学で原子核工学を学ばれただけあって
説得力あるお話でした。
吉井さんは、「原子力発電所での全電源喪失による冷却機能消失と
炉心溶融が生じることについて」、事故が起きる前からずっと国会質問
してきました
それについて、国がどう答えてきたかが以下です。
「原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を
期している(2006年12月22日 阿部内閣の政府答弁書)」
「燃料が破損、放射能が外部に放出されるという事態に、設計の段階で
安全評価して、そういう事態に至らないようまず確認するというのが一番の基本。
(2006年10月27日 衆院内閣委・鈴木篤之・原子力安全委員会委員長)」
「多重防護でしっかり事故を防いでいく、メルトダウンを起こさないさまざまな
仕組みをつくっている(2010年4月9日 衆院経産委・直嶋正行・経済産業大臣)」
とまあ、今となっては怒りすら覚えるような答弁
吉井さんは、冒頭に繰り返し言いました。
「原発事故は震災ではなく人災!東電に最後まで責任をもたせることを
きちんと追求しなくてはいけない。」
わたしたちの電気料金にはすでに原発運営やそれに関わるいろんなことで
上乗せされてきた。それを、東電があらゆる手段を講じないまま、また電気代を
あげたり、国が増税を行うなんて筋の通らないことなんです
原発事故は、原発を推進してきた電力会社や国が賠償責任をとるべき。
安全神話を信じ込まされてきた国民に負担をさせるべきではないと思うんです。
当然、東北の復興や復旧は急がなくてはいけないし、お金もいる。
でも負担させる層の矛先が明らかに間違っていないだろうか
桁違いのもうけをしている会社や個人、アメリカに多額のお金を出している
基地や軍事関係こそ、目を向けるべきではないのでしょうか。
集会の最後に福島から避難されてきた方が、涙ながらに訴えました。
「原発事故でなにもかもが一変した。もう返してほしいと願っても、返って
こない暮らしなれた家や畑や生活、友達、そして思い出・・」
もし、志賀原発や福井の原発が・・と想像し自分の身に置き換えてみました。
それだけで胸が張り裂けそうで、今、目の前にいる同じ日本に住んでいるこの方が
そんな想いをしているんだと思うと、涙が止まりませんでした。
絶対、原発なくさなきゃ!がんばります、次の世代を担う世代として!議員として!
最後にパレード
がんばります