ブログみよみよ日記

広田美代になりました!

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じゃーん

本日、議長に申し入れ正式に旧姓である「広田美代」が使えるように

なりました

他の議員さんから「おっ、今日から広田やな」とか職員さんからも「いよいよですね」

とたくさんお声かけいただきました

赤旗や地方新聞にも載せていただき、メールやフェイスブックでも

たくさん「おめでとう」コメントが寄せられています。

本当にありがとうございました

みなさんの待ち望んでいてくれた気持ちが伝わり、大変嬉しかったです

今回、議会で前例をつくったことで、次に旧姓の方が入ってもスムーズに

使えることになりましたし、女性の地位向上への第一歩、議会改革への第一歩です

引き続き、このことだけでなく市民のみなさんとの想いが議会と乖離することないよう

みなさんのお声を代弁して参ります

今までの詳しい経過は→こちら

早速本日は、午前中の安全対策特別委員会で広田として出席。

「津波」について、金沢大学の宮島昌克教授から講義を受けました。

東日本大震災からの教訓と今後の対策についてわかりやすく

ご説明いただきました。

印象深かった点は→

「今回の10mを超す大津波では、津波が到達したところとそうでないところ

で被害状況が線を引いたように分かれており、亡くなった方が多く、

受傷者が相対的に少ないことから、生と死も線引きがそこでされたの

ではないか。

東北では、小さい頃から教わる「津波てんでんこ(津波が来たらなりふりかまわず

一人でも逃げろ)」の精神があり、それが実行できたかが生死の運命をわけたのでは

ないか。」ということ。

それに対して私も質問→

「今、防災の教えで言われている自助・共助・公助がある。自分の安全が

確保できたら周りにも声をかけ一緒に逃げ、公の助けは二の次。というような

考えでして、公助はいいとしても津波てんでんことは相容れない考えでは

ないかなと思いますがいかがですか?」と問うたところ、

お答え→

「今回、東北でもみんな逃げずに戸惑っていたところ、小中学生が教えられた

とおりどんどん高台へ昇っていくので、みんなもつられて逃げた。

だから自助が→(共助)公助につながったのではないか。

自分だけ逃げる、と聴くと弱者をおいてきぼりにするというような風に

感じるけど、そうでないと生き残れないような津波だったということも

言えますし、在宅介護や障害のある方は別の対策を考える必要がある

と思います。(後半ちょっと正確ではないかも・・)」

難しい問題ですよね。

施設にいる方は、その施設自体が安全なところにあれば逃げなくて済むかも

しれないけど、在宅の方は考えないとですね。

どうしたらいいんでしょうか。研究しなきゃ。

その後は、市民の会で山野市長に次期への予算要望を提出

子どもの医療費無料化が県内でみても、まあ立ち後れている現状や

放射能問題、国保の資格証明書発行について話がはずみました。

国保料金滞納者について市長は、「行政から何度も電話や手紙や訪問をするけども

会うことができず、やむなく短期保険証や資格証明書を発行せざるを得ない。

逆にどうしたらいいと思いますか?」と。

医療保険課と交渉しても同じようなことを言われるが、逆に聴かれてしまった。

まず当事者の立場に立つと、このような想いを抱えています。

「お上から請求された料金が払えない」ということはとっても悪いことで

申し訳ない。こんなものも払えずみじめ。きっと責められるに違いない。

でも払えない。また難しい文章がきて、なにが書いてあるかわからない。

でも、電話もかけずらい。自分が悪いのは重々承知だ。本当にごめんなさい。」

保険料が払えず、相談に来られたというか、資格証明書が発行され病院に

行けず重傷化して運び込まれた方の想いです。

逆に「国民健康保険てなんだ?病気しないし払わんでもいいやろ。

ほっておこう」という方ももしかしたらいるかもしれません。

でも、市の対応では全てをひとくくりに「無関心」とまとめ、半年たったら

短期保険証、1年経ったら資格証明書を送付する流れになっています。

行政側も職員を減らされ、滞納業務も委託化され、「全ての方の事情を

細かく聞くことはできない」と言っています。

保険料払えない側も職員も、どちらも不幸な状態。

まずはどこが問題か・・・

○大元は、国庫負担が50%から25%に引き下げられ、個人負担があがった

こと。

だった、年収250万円4人世帯で年間3,40万円の保険料払ってるんですよ!

○不況や賃金の低下で市民生活がどんどん苦しくなっている実態があります。

現在の金沢市の国保世帯の所得分布を見ると、年間所得ゼロの方が全体の3割。

200万円以下の方が全体の8割にも昇るんです!

ほんで、払えない方が増えると国保の会計の中でやり繰りしようとして保険料

あがったりする→また払えない人増える

という恐ろしい悪循環です。

ということで、国も含め、行政が保険料を上げ、払えない市民にしていった経緯が

あるにも関わらず「滞納どうしたらいいか?」なんて首長が市民に聴いてはいけない・・

謙虚な姿勢はいいと思いますけれど、行政の役割って滞納取り立てではなく、

保険料払えることが当たり前の市民生活をつくることではないんでしょうか。

払えない方を責めても解決しないんですから。

人の命がかかっている行政の役割、私も議員として日々痛感しつつ

でも現状の軽薄さ悲惨さに驚きながらやっています。

広田が使えるようになったからではないけど、更にがんばってまいります

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