本日は朝5時半頃から消防車や救急車のサイレンが聴こえ、
携帯には消防からのメールで鈴見台の「自然災害」と・・・
現場にかけつけると、こんなことに
斜面が崩れ、下の家の納屋を倒壊させ、家でせき止められたかたちです。
斜面の上から見るとこうなっていて、木も根こそぎ倒れています。
不幸中の幸いケガ人もおらず・・
しかし、4世帯が近くの集会所に自主避難。中には妊婦さんもいらっしゃいました。
食料として、市からはアルファ米を配られ、あとは町会の役員のみなさんが
買出しなどをされていました。
夜は、市が主催の住民説明会。
昨日から気温が上がり雪が溶け、雨も降り、その水が土にしみこんだこと。
また雪そのものの重みも加わり、土砂崩れにつながったのではないかという説明。
「土砂災害警戒区域」に設定され、点検もしていたが、今回のことは予測がつかなかった
とのこと。
今は応急処置として、土嚢を100個積んだり、これ以上の浸水しないようにした。
明日から、専門家に調査してもらい復旧方針を立てていくこと。
今晩は24時間体制で市職員が監視をすることや、避難住民もできれば
集会所で一泊してほしいということが話されました。
市側も避難勧告ではなく、できれば・・という程度にとどめたようです。
1世帯のみが避難所に残ることになりました。
住民からは、「過去の宅地造成で盛土した部分が流れたんじゃないか?過去の工事
図面をもとに一度、地質調査をし、万全な対策をとってほしい」など、要望が出され
ました。
40年前にも斜面に水溜りができ、鉄砲水でお1人なくなったことがあり、
みなさんずっと心配していらっしゃったようです。
市有地、民有地、県の土地、市の土地と行政のしばりはいろいろとあるとは
思いますが、住民が安心して住み続けられるよう、行政には最善の手立てを講じて
ほしいと思います。
住民と行政との対立ではなく、合意のもとで復旧と対策をすすめていけるよう
私も尽力させていただきます