先日の朝刊で。
市民に身近なプールとして親しまれてきた冨樫プールを廃止し、解体後は駐車場にする計画が、昨日のスポーツ審議会で報告されたそうです。
これまでの市との交渉や議会答弁では、老朽化と80億かけて作った立派な金沢プールができたからという理由もありましたが、市民からは存続を求める声が高まっています。
また、内川スポーツ広場のちびっ子ソリ広場は、もう1年以上人工芝の磨耗劣化で使えないまま。市民からは復旧を求める声。これをどうするかの結論もまだ出ていない。
なのにどうして、市民サッカー場の一万人収容へ改修という方針が、審議会の前に先日の9月議会で突然に市長が発表したのか。
プールについては、各地域に小規模でもいい、身近な施設があることが大事だし、ソリ広場も子どもたちに人気の公的な遊び場だし、早急に改善が必要ではないでしょうか。
市長のスポーツに対する方針は、公というより、ビジネスに傾いているのではないでしょうか。
スポーツは、プロやお金のある方だけがするのではなく、誰でも日頃から親しめてこそ、振興につながると思うのです。