ブログみよみよ日記

3月議会はじまりました!

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本日、議会がはじまりました

私にとっては、はじめての年度当初予算を議決する議会である、

「平成24年 定例第一回金沢市議会」です

24年度の予算だけでなく、23年度の補正予算、そして新たな条例制定の

議案などもりもりだくさんです

かくいう私は今、必死で一般質問原稿作りに追われています

本日は初日ということで、市長の「提案理由説明」が行われました

ながーいので、本文は金沢市のHPをご覧いただきたい(まだUPされてない)のですが、

私的に気になったことは次の通り

震災と原発事故、不況で市民の生活や想いが一変してしまった

今の状況で、市民の苦しい生活・政治への不信や期待にこころ寄せる

文面は見当たりません

主要施策の中身をみてもそう。

新幹線、工業団地造成、都心軸ビル整備などにお金を費やすという

前市長と変わらない公共事業への投資の陰に、国保・介護保険・後期高齢者医療

のきなみ値上げです

 国保・介護保険だけで14億の市民への負担増(後期高齢者は未定)

なのに、たった6行で「市民のみなさんの深いご理解をお願い申し上げます」とだけ

国保なんざ、2割の世帯が滞納してる現状なのに、お願いして払えるものではない

市長独自のカラーっぽいのは、マラソン、ディズニーjazz、ICT、スマートシティ、MICE

そりゃあ、楽しかったり観光につながったりしますけど、直で市民への支援ではないですね・・・

肝心の公約である「子どもさんの医療費中学校卒業まで窓口無料」は未だ実現できないまま・・・

提案理由だけ見ると、なんて財政豊かな都市なんだと錯覚すら覚えます

中小業者や子育て世代、ご高齢者など市民の悲鳴が届いてないのでしょうか

しかも、市民に求めているのは「自立」だそうです

誰に対してどのようなことをおっしゃっているのかわかりませんが、

みなさんが汗水流して納めた税金で、国や県・市はみなさんの生活をよくするのが仕事ですから、

市民が今ある制度を精一杯利用するのは当然の権利ですし、

みなさん必死ではたらいて子どもを育て生活しているのを目の当たりにすれば

「自立」どころか、「充実」「発展」こそ目指すのが行政の役割です

「住み続けたくなる町」や「全ての市民が未来に明るい展望を開くことができる」

なんていう言葉はもちろん共感しますが、中身は一部の利益誘導にしか見えない

のです

今やるべきは、公共料金はもちろんあげず、市民の9割以上がお勤めの中小企業にこそ

支援を行い、みなさんの懐を暖める。そうすることで、地域経済も活性化し雇用も

生まれます

このことは、どでかい公共事業と違って何百億と要らないので、社会保障も充実

させることができます。

若い世代、子育て世代には支援をおしまず、特におこさんの医療費助成は県内

最低レベルですから、いそいで引き上げる

介護の問題も深刻。特養老人ホームに1600人もお待ちなんです。

老老介護、家族も疲れ切っている事態を打開するため整備に投資できる

条件を国に求めることが必要です。

具体的には予算要望書をご覧いただきたいと思います。

雇用が生まれ生活が充実すれば、地域経済も活性化するという好循環が生まれます

今のやり方では逆の悪循環のまま。これを断ち切るのが今やることではないでしょうか。

ぜひみなさんの生活の目線から、金沢市予算をチェックしていただき、

ご意見・ご感想をお聴かせください

ともかく3月議会も、市民目線でがんばります

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