土曜日は、石川県主催の原子力防災訓練を視察
県議の佐藤さん、石川3区でがんばる渡辺さん、1区でがんばる黒崎さん
そして、北陸信越ブロック比例代表の藤野やすふみさんも一緒です
7:20地震発生→津波は来ない想定・・
7:25志賀原発 全交流電源喪失
7:30石川県庁11階 災害対策本部創設→のと沖地震の時県庁のエレベータ止まったんじゃ・・
30km圏内の避難想定なので金沢市はこの会議にはおらず・・
8:00避難所開設準備を県から指示(金沢は港中学校で受け入れ)
8:15発電所第2報 100℃到達
8:20原子力緊急事態宣言
8:25 5km圏内避難指示
9:00放射性物質の放出開始
9:15 30km圏内避難指示
↓ 私たちも港中学校へ移動
9:30~ 七尾市、羽咋市、宝達志水町の住民→金沢市
志賀町、中能登町、かほく市の住民→白山市、かほく市、津幡町
へ避難してくる
☆実際は港中にて、金沢~津幡がテーブルをわけて受付
小学生がマスクをして避難してくる様子は、訓練とは言え涙がこみ上げてきました
話を聞くと、起きたのは6:30頃で「お腹空いたよ~」と・・
中にはバスを降りたとたん車酔いのため、保健室へ連れて行かれた子もいました
避難された方がどうなるかと言うと、
?受付
?スクリーニング
これ使います!
?問診
ただし、スクリーニングの結果除染が必要な方は次のように
全身除染・・シャワーで洗い落とす
名古屋の自衛隊が除染の設備担当とのこと
通常金沢まで4時間かかるけど、今回は2日前から来ていたそうです
部分除染・・部分的に洗う
他、こころの相談ブースや赤十字さんの医療班もありました
除染や診察が終わったら、今回は2階へ
講演も組み込まれていました。
小学生、お腹空いてるだろうな・・
また炊き出しの訓練も行われていました
特別な炊飯器で、約60kgを20分で炊けるとのこと
婦人部のみなさん、おつかれさまです
車の除染をするところです
防護服着てみました
通気性がまったくなく、サウナスーツのようでした
真夏は大変だ
この後は、武蔵のエムザ前で原発反対も訴えながら宣伝です
訓練を視察して感じたこと
30km圏外への訓練はお初とは言え、明日地震が起きるかもわからない
そんな中で、素人目に見てもあたふたした訓練でした・・
地震発生時に、全自治体が対策本部に勢ぞろいなのもおかしな話ですし
県庁の11階って・・のと沖の時は、6階に対策本部がありエレベータが止まった
ため上り下りが大変だったそうです
また、金沢の受け入れがなぜ海近くの港中。
津波を想定してないにしてもナンセンスだし、理由は能登有料道路から近いからって・・
自衛隊も2日前に来て準備してるし・・
そして除染についても専門家から言わせると、避難所に入る前にスクリーニングして
除染もすませるというのが通常
また炊き出しのおにぎりなんかも、野外で握っており避難してきた方にくっついてきた
放射性物質が付着する可能性があるなと
ただ自治体や自衛隊のみなさんは、休日に出てきて一生懸命責務を全うされていたのだと思います
おつかれさまでした
でもやっぱり
谷本石川県知事の「絶対的な防災対策ができないと原発を稼働させないとなると
未来永劫、稼働は無理」という言葉通り、再稼働はあり得ないなとさらに強く実感した
訓練でした