ブログみよみよ日記

2012年 11月 総務常任委員会②

引用元:金沢市議会議事録

平成24年 11月 総務常任委員会
          総務常任委員会記録
1.日時     平成24年11月30日(金)
2.開議時間   開会 午前11時21分~閉会 午前11時32分
3.場所     第1委員会室
4.出席委員(8名)
         下沢広伸委員長、高 芳晴副委員長
         喜多浩一、広田美代、山本由起子、上田 章
         中西利雄、松井純一の各委員
5.欠席委員(0名)
6.出席説明員  谷総務局長、松田財政課長、澤田選挙管理委員会書記長
7.事務局出席者 橋高調査グループ長、守田主任
8.審査事件等  別紙のとおり
9.議事の経過等 以下のとおり
 委員長の開議あいさつに引き続き、議案審査付託表により本委員会に付託された議案1件、報告1件について執行部より説明を聴取し、質疑応答の後、討論、採決を行った結果、議案1件については賛成多数で可決すべきものと、報告1件については全会一致で承認すべきものと決した。次に、陳情1件について審査した結果、陳情1件は、賛成少数で不採択とすべきものと決し、閉会した。
△[議案の説明]
  ・議案第1号中、本委員会所管分についての説明・・・・・・・松田財政課長
 平成24年度金沢市一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会所管分について、補正予算説明書で説明する。
 10ページ、歳入である。14款使用料及び手数料、2項3目衛生手数料の廃棄物処理手数料は、災害廃棄物の処理に係る手数料で、条例の規定により岩手県から支払われるものである。
 11ページ、21款諸収入、5項4目雑入の災害廃棄物処理費負担金は、災害廃棄物の処理に係る岩手県の負担金で、埋立場での廃棄物の荷おろし、放射線量の測定等に対して支払われるものである。
・報告第1号についての説明・・・・・・・・・・・・・・・・松田財政課長
 11月16日付で専決処分した平成24年度金沢市一般会計補正予算(第3号)について、補正予算説明書で説明する。
 16ページ、歳入である。16款県支出金、3項1目総務費委託金の衆議院議員選挙委託金は、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の執行経費に対する国からの委託金で、経費の全額が県を経由して交付されるものである。
 17ページ、歳出である。2款総務費、4項1目選挙費の衆議院議員総選挙費は、選挙執行に係る人件費、郵便料、ポスター掲示板の設置等の経費である。
△[議案に対する質疑応答] 
◆広田美代委員 議案第1号の歳入については、岩手県から支払われるとのことだが、国からのお金の流れはどのようになっているのか。
◎松田財政課長 災害廃棄物の処理は本来市町村の業務であるが、岩手県は被災地である宮古市から委託を受け、処理を行っている。そのため、岩手県から本市に手数料及び負担金が支払われることとなる。国から宮古市に補助金が交付され、さらに宮古市から岩手県に委託料が支払われると聞いている。
△[討論] 
◆広田美代委員 議案第1号、平成24年度金沢市一般会計補正予算(第4号)について、賛成できないことを表明する。災害廃棄物の受け入れについては、安全対策と住民の合意の観点から受け入れに反対しており、これらに係る歳入についても受け入れられない。
△[採決]   議案第1号中本委員会所管分・・・・・・・賛成多数により可決すべきもの               (反対:広田美代委員、棄権:山本由起子委員)  報告第1号・・・・・・・・・・・・・・・全会一致により承認すべきもの
△[陳情第53号について] 
◆広田美代委員 陳情の趣旨は、災害廃棄物の処理については、金沢で行うよりも現地で行うほうが費用的に安価で、経済的な支援にもなるほか、復興予算を被災地とは直接関係のない事業に流用するのはもってのほかで、現地の役に立つように使ってほしいというものである。  震災復興予算が別の事業に使われている流用問題が明るみとなり、厳しい社会的な批判を受けている。ベトナムへの原発売り込みに5億円、企業に対する国内立地補助金に3,440億円のほか、国民を監視する自衛隊情報保全隊の携帯電話やデジタルカメラの経費などに使われる一方、被災者の医療や介護の負担軽減措置を9月で打ち切るなど被災者を傷つけるとともに、国民の大きな怒りを呼び起こしている。復興予算の流用は、官僚が勝手に行ったことではなく、東日本大震災復興基本法に問題がある。当初の法案は、被災地の復興を目的としていたが、民主党・自民党・公明党の3党によって東日本大震災からの復興へと書きかえられるとともに、活力ある日本の再生との文言が書き加えられた経過があり、復興や防災の看板さえあれば、全国のどの事業にも予算を回せる仕組みをつくった結果である。しかし、この実態が国民にさらされ、批判が集中している今、復興予算はすべて現地のために正しく使うよう改める必要がある。  以上のことから、復興予算を現地で正しく使うことを求めるこの陳情に賛成する。
△[採決]   陳情第53号・・・・・・・・・・・・・賛成少数により不採択とすべきもの               (賛成:広田美代委員、棄権:山本由起子委員)                                      以上

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