わたしが議員になって、最も多いご相談・ご意見のひとつが、この除雪問題。
金沢は昔よりは積雪は減ったものの、やはり、冬時期の雪の問題は深刻。
しかも以前なら、市の方針通り、町会で協力して人手で雪かきができましたが、
今は、まちなかの高齢化に伴い、できる方が少ない。そして、若い方がいても、
朝早く出勤し、遅くに帰宅し余裕がない、といった状況です。
金沢市は、自助・共助と言うけれど、もう限界。
もう少し、市の方で除雪なり融雪装置をつけてくれないかというお声が多いのです。
そこでまずは、知っていただきたいのが、金沢市として次のような除雪計画や補助がある
ということ。
①市が委託業者に依頼して指定した部分の市道を除雪する。
指定した部分ついては、こちらをご覧ください→金沢市除雪計画
ご覧の通り、バス路線など幹線道路が中心で、みなさまのご自宅の前が対象ということは
なかなか難しい状況です。
共産党市議団では、毎年の予算要望や議会質問の中で、対象範囲拡大や見直しとともに
基準となる降雪量を下げるべきなど要望をしています。
が、他会派含め、なかなか行政も動かない現状です。
ぜひご一緒に声をあげましょう。
②町会が融雪装置を設置したり、除雪機会を購入した時に補助を出す。
その詳細についてはこちらをご覧ください→町会等のへの補助一覧の「道路管理課」部分
一応抜き出しておきました!
こちらについても、補助が少なく、結局は町会負担や個人負担が多額に
のぼっていますので上記の質問のごとく、補助の範囲や金額の拡充を求めています。
③個人が融雪しようとする時に、水道料金を割引する。
詳細はこちら→割引のちらし
実はこの他にも、大学生のみなさんによるボランティア除雪もありますが、やはり学生
さんは勉学が第一ですし、空いたときにしかできません。
町会のみなさまとのふれあい事業としてはいいものと考えますが、除雪支援に位置づける
べきではないと考えます。
よって、みなさまからの、除雪に対する要望は、このような制度さえ変われば実現する
ものです。そして、この制度の中身を変えたり、新たな制度を創設するには財源が必要
です。つまり、わたしたちの税金をどこに使うべきかというか議論が必要です。
豪雪地帯のように、財政圧迫するほどではないし、行政が除雪する部分をもっと広げよう
とか、町会の除雪装置や除雪機購入にもっと補助を出そうとか、議論が進んでもいいはず
です。
わたしは、こんなに住民のみなさまから声があがり、そしてご高齢の方がけがをしてまで
除雪をしている現状を思うと、除雪には優先して税金をあてるべきだと考えます。
と、このような議論を行うのが議会です。
ぜひ、みなさまのご意見、お声をお寄せください^^