先日の決起集会での発言。
みなさんこんにちは! 今度2期目へ挑戦する市議会議員の広田みよです。
いよいよ、地方選挙までのこりわずか、みなさまのご奮闘に心より感謝しています。
わたしたち市議団は昨日、任期最後の議会を終えました。
3人一丸となって、市民の命・くらしを守れという立場で全力を尽くしました。
わたしは、はじめての連合審査会で市長側と一問一答。ごみの有料化について、やるべきでないとただしました。みなさんどうでしょうか?地方自治体の責任として、みなさんから税金を集め、ごみを集めたり燃やしたりということをすでにやっているのに、ごみを減らすため、施設の維持のために有料化が必要だなんて、税金の二重取りであり、地方自治体の役割を根底からひっくり返すものです。
そして、市民負担がまたさらに増えるということもあきらか。年金は下げられ、給料もあがらない、いっぽう介護保険料や国民健康保険料などとられるものは多くなって、さらにごみまでも。市長は市民のくらしが大変なことわかっているのですか。とそう申し上げた次第です。
かたや他の議員たちは、有料化応援の姿勢。おそらく国からの差し金です。このままいけば、28年度には有料化となります。しかし、訪問最中にご意見を伺うと、賛成なんて市民はまずいません。すでに町会でも協力しているし、行政としてやるべきことがあるでしょう、というご意見が多数です。
実は金沢では、昭和30年代にすでにごみの有料化が行われ、あの梨木さくじろうさんや浅井しげと議員が裁判まで起こしてたたかった経緯があります。裁判は判決が出ないままとなりましたが、当時の徳田市長が市民世論を受けて有料化を廃止したのです。
そうした歴史をもつこの金沢でふたたび有料化をさせるわけにはいきません。
今回の市議選は、地方自治体の役割が根底から問われる、このごみの有料化も大きな争点です。
市民の目線に立って、唯一反対の声をあげられる共産党の値打ちをみなさんとともに大いに広め、4名の議席を獲得させてください。
そして、みなさん。今回の選挙は、地方のことだけでなく安倍政権の暴走政治をとめていく大きなチャンスです。
しかしながら、昨日おこなわれた、国へ届ける意見書の採択では、「派遣法改悪や残業代ゼロ法案をやめるよう求める意見書」や「沖縄の辺野古新基地移設の中止を求める意見書」などは、わが党以外の会派みんな否決です。国会では態度が同じの、社民党議員さんまでもが否決です。2枚舌はもちろん許せないですし、国民にもっとも身近な地方議員が、国の悪法に対し葛藤すらできないというのは異常です。
この実態も広めていただき、地方から国へ声を届ける地方議員の役割を今一度、市民のみなさんにお伝えいただきたいのです。
金沢を変え、地方から国へ声をあげる絶好のチャンスとなる今回の選挙。
攻めの姿勢で、最後までともにがんばりましょう。