久々に寝れなくて、早朝からブログ書いてみる。
昨日の議会運営員会で(今年から議員団の幹事長として出席している)、なんともまあ
なことがあり、議運席上での自分の対応についてもあれこれと振り返ってました。
金沢市議会の市民を代表する議員として、議会を運営する金沢市議会運営委員会でのや
りとりと判断に、本質を見抜く力と深みのある対応が求められるなと改めて実感。
あと、この議運では継続審議となっていたオンブズマンさんからの政務活動費について
陳情が議題となりました。
減額や公表の仕方について。わたしどもの会派のみ賛成という結果。まことに残念。
議運の前には、6月議会中の経済環境常任委員会がありました。
わたしからは、何点か質問。
まずは補正予算中の、片町きららに入るテナントへの補助金「各店舗誘致補助金」につ
いて、1店舗あたり3000万円も出るもので内訳は、①内外装整備費用の3分の1・
上限2000万円と②家賃補助の2分の1・最大500万円×2年間というものです。
当初予算に続き、2店舗目です。
民間に補助というのは本来、自助努力でと言いたいところですが、せめて県内の企業で
あったりして地域経済活性化につながり、末永くこの地で発展できるような事業者にも
たらされるべきであり、大きなしかも県外企業に「誘致金」とでもいうような形で行う
のは、県外からの大企業呼び込み型であり、きらら建設には54億円中34億円も税金
が投入されていることを改めて質しておきました。
そして、請願2本(TPP中止、米価暴落対策を国に求めるもの)と陳情1本(ごみの有
料化の慎重審議を求めるもの)は、共産党市議団である私の賛成のみ。
本日午後、全体の場ではかられます。
ちなみに本日は、各意見書や請願すべてが採決にふされます。
注目は「安保法制に慎重審議を求める意見書」と「安保法制廃案を求める請願」、
そして「ごみの有料化慎重審議を求める陳情」。
補正予算や意見書への討論についても行う予定です。
その後、一般報告とその他の質疑。
わたしからは、ごみの有料化について何点か確認。
広田:西部環境エネルギーセンターの稼働にともなう平成24年度の分別変更(硬質プ
ラスチックと汚れた容器包装プラスチックは燃えるゴミに)があったが、それからとい
うもの毎年、容器包装プラスチックの資源化率が落ちてきている。そのことについてど
う考え、これからどうするのか?→
A:一部の市民に誤解があったが、基本的には容器包装プラは資源にまわしてほしい。
今後も分別の徹底をおねがいする。
広田:市民が誤解したのではなく、みなさんの指導のもと行ってきたし、26年の委員
会の場でも担当課長が、容器包装プラ減少について「分別が徹底してきたもの」と肯定
しているように見えるし、その時点でなんら対策もうっていない。
とすれば、有料化するために資源化が減ってきたことを市民の責任にしようということ
ならば許されません。
方向性が変わったのならきちんと説明すべきだし、事業が憶測をはずれたのならば対策
を見直すべきだったのではないか。
というようなことをやりとり。
また、事業系ごみについても、燃えるごみの中に異様に多い、「分別不能な可燃ごみ」
の存在をさわりだけ。また、調べていきたいと思います。
さいごに、昨日の中日新聞さんの一面に載りました「核のごみ最終処分場の説明会」
について事実経過を確認。
市の担当課は、「国からは細かい連絡がなかった」とのこと。
わたしからは、重要な問題でもあるので、今後、議会と市民に知らせるよう強く求めて
おきました。