議会も残り2日となりました。
本日は、各常任委員会で審査。
わたしは経済環境常任委員会で、ごみの有料化について再度質問。
・今回は賛否どちらの議員からも質問が相次ぎ、少なくとも「市民に丁寧な説明を求める」とあったが、各町会や婦人会への説明、ならびに市民向けのシンポジウムのさらなる開催を求めるがどうかという質問には、「再度シンポジウムは考えてない。町会や婦人会には話をしている(役員クラスのみ)。」との答え。
強く、市民説明の徹底を求めました。…
・また、集めた費用の使途が、市長答弁で出ました。・温暖化防止・生ごみ手数料・再生可能エネルギー・今後の施策のための基金、とのことですが、基金以外はすでにやっていることなのになぜ新たに市民負担を強いるのか、そして基金という曖昧な目的で、なぜ1袋いくらかとか、具体的に市民への負担を課すことができるのか。地方自治体の事業としてそのような積算はありうるのかと問いただしましたが、なにに使うからいくら負担をお願いするという積算根拠はない様子。ただ、市民からお金をとりたいだけの施策ですか。破たんしています。
・また、市民からの公開質問状で「税金の二重取りではないか」という質問に「得られた手数料は、ごみ処理費用にあてず、住みよいまちづくりに使用することを前提としているため税金の二重取りにはあたらないと考えている」(下記資料(4)参照)と、不思議な回答があったことに、見解を求めても「住みよいまちづくり」とは上記の・温暖化防止とか・・の施策のことらしく・・いやいやすでにやっているじゃないの。というか、ごみ処理費用だって住みよいまちづくりのための費用ですよ。どこに垣根があるのですか。論理破たんしています。
・ごみの減量化したければ、有料化ではなく、市の責任で今ある財源の中からやるのが本来。どうしても有料化しようとするから、このような論理矛盾が起きてくるのだな、ということがよくわかりました。
・他には、牛肉のセシウム検査が終了となることについて。
4年前の稲わらにセシウムが付着していてはじまった牛肉の検査を、国もおおむね安全とし、中核市でもやっているとことはないとのことで、本市もいよいよ。ですが、具体的な根拠に乏しく、
事業者からは引き続き検査体制を求める声もあったようで、本市としては石川県金沢食肉公社が以来のあったものについては検査することに。ぜひ、事業者や消費者の不安なん声に寄り添うよう求めました。
・また、タイミングを同じくして、災害廃棄物を本市が受け入れたことにともない、埋め立て場周辺のモニタリングポストが設置されているのですが、それについても終了を考えたいとしている件について。地元からは不安の声はないとは言うものの、終了を検討する根拠がなく、また広く市民に意見も聞いていない。専門家や市民にまずは広く問うことが求められると質問しました。…
ただ、本市は「安全なものを受け入れている前提だが、安全を証明することで安心を与えたい」としてモニタリングポストを設置し、数値の公開もしています。で、あるならば、安心のために継続するということが必要であり、責任だと考えます。
・これら、原発事故関連の質問には、与党議員からのやじが多い。後ろめたさをしっかり感じていることの表れなのでしょうか。
経済環境常任委員会では、予算や請願の採決はなかったのですが、他の委員会では行われました。
・まず総務常任委員会では、安保法案の請願の採決が行われ、共産党議員が不在の中、「継続を求める意見書送付を求める請願」には会派みらいの議員が賛成。「廃案を求める意見書送付を求める請願」はわたしも紹介議員になったのですが、誰も賛成せず、という結果。ふたつとも不採択になったのも残念ですが、連合系から選出の会派みらいの方も賛成しなかったのも残念。
・市民福祉常任委員会では、うちの会派の大桑さんが奮闘。
マイナンバーのコンビニ利用についてと、65歳以上の方のインフルエンザワクチン接種自己負担が1200円→1400円に値上げについて反対。6万人も利用している大事な制度なのに!…
そして、介護保険界で問題となっている、集中減算については現場の声を聞くよう求め、また学童保育の開所時間延長については、地域のニーズによっては土曜に延長しなくても補助対象と認める旨の答弁を得られました!大きな成果です。
あしたは、最終日。討論に立つ予定です。安保法案の請願についても全議員の態度が問われます。ぜひ傍聴にお越しください!