本日は26年度の一般会計決算特別委員会でした。
今日を含め4回開催され、26年度の予算が問題なく執行されたかはもちろん、市民のく
らしに対してどのように使われたか改めてチェックをします。
26年度は消費税が5→8%にあがった年。あわせてアベノミクスなどで物価もあがり、
一方給料はあがらないので市民の実質賃金はさがり続けました。同時にGDPもさがって
います。個人市民税・法人市民税の税収は伸びたとはいいますが、くらしが豊かになった
実感はありません。税収面でどのような特徴がみられるか分析も依頼しました。
そして、数年かけて行っている片町A地区市街地再開発(全体57億中35億国県市)や
城北市民運動公園の屋内プール(全体74億市は半分負担)や北陸新幹線建設事業費(全
体で1兆、市負担52億)海側幹線などの大型公共事業について、また銀座の金沢(初期
投資1億超、ランニングコスト3000万)やマイナンバーのシステム整備(市全体4.2
億)についてなど新たな施策についても質問しました。
公共事業などは数年にわたり行われるので予算がつかみにくいですが、あらためて
全体額を確認するとやはり大きいのだということを実感。
これが市民の血税を使った事業であり、市民に広く還元することは大前提ですが、今後
しっかり見ていかなくてはなりません。
市民の命とくらしを守る観点では、生活保護の引き下げや学校、保育園、学童保育などの
耐震化の遅れを厳しく追及。特に小中学校は全国平均を下回っていますし、学童保育につ
いては、補助金制度はあるものの、耐震化にかかる総額の一部にしかならないのでなかな
か踏み切れないというお声。本市は民間に委託しているものが多いものの、市が責任を
もって行うよう求めました。
市民が切実に要望しているところは遅れていて、上段の公共事業には湯水のごとくお金を
使っているのはやはりおかしい。
これで、「ごみの有料化でさらに負担を」て言われても、納得できますか?
また地方自治体の役割を担う職員についても、定数削減や非正規化を行わないよう求めま
した。26年度の非正規率は26.5%で、年々増え続けています。
次回は、特別会計や財産について。
ぜひ、みなさまからもご意見お寄せください。
あと、遅くなりましたが、みよみよ通信9月議会号ができました!
同ホームページ内のダウンロードからPDFでみれます。