ただいま、わたしは政務活動費等に関する検討会に会派の代表として出席をしています。
政務活動費については毎年のようにその使い方について、オンブズマンのみなさんに訴え
られており(私は入っていませんが)、また全国的な事例にもあわせて、この間使い方の
手引きを変えてきており、その手引きをさらに変えようということと、額についても見直
そうということを議論しています。
手引きについては、訴えられ裁判で負けている人件費やコピー機のリース代などについて
変更されることになりました。
金額については、当然使い道が制限されましたので減るということになるのですが、
座長案では消費増税や物価があがった分は上げる要因として扱い、結局は2万円減の月に
16万円となりました。わたしたちの会派は消費増税であげている自治体はないし、さら
に下げるべきと主張しました。
そして今、この政務活動費の公開の仕方をめぐり意見がわかれています。
自民党会派以外は、最低でも収支報告書はネット上で公開してもいいのではないか、とい
う意見。わたしたちの会派は、従来通りに、収支報告書だけでなく領収書まですべて公開
するべきと主張しています。
「ネット上での公開は必要ない」とする方は、「公開請求をすれば見ることができるのだ
からいい。ネットで収支報告書だけ見られても市民にとってはわかりにくいので、公開請
求で全部見てもらった方がいい」というような意見。
わたしのほうからは「ネット上で公開するのは時代の流れであり、金沢市議会としての姿
勢を示すもの。ネット上ですべて公開するのとなにが違うのか」と意見しました。
オンブズマンの方からも、ネット上での領収書までの公開が陳情で出されています。
これは12月も引き続き議論をしていきますので、みなさんのご意見もお寄せください。
そして、新聞の左の方の記事。
議員報酬についても議論をしています。
この検討会のはじめに議題を整理する際、「自分たちの報酬について自分たちで決めるの
はお手盛りと言われるので、ここで決めるべきでない」とわたしたちは主張してきました
が、他会派のみなさんは議論したいとのことで進められてきました。
「引きあげ」と意見表明したのは、自民、公明のみなさん。理由は、通年議会となったこ
と、特別委員会などが増え活動が増えていることなどです。
「引き下げ」はわたしたち共産党。理由は、平成8年以来さわっていない額でありその
間、中核市中タイ5位という上位に達している。他の中核市では、引き上げている愛知県
内の都市は公務員の人事勧告でも給料があがっており特殊で、引き下げている都市が多
く、また市民生活の実態から見ても引き下げが妥当だから。
そのほかは、「第三者の意見を聴く必要」をご意見されましたが、それは=自分たちで決
められない、ということではないでしょうか。そして、「引きあげたい」が「第三者の
意見を聴いて」というニュアンスの会派もその中にはあります。
についても12月に議論を深めます。ぜひみなさんからもご意見ください。