12月4日から議会がはじまっています。
今はもっぱら一般質問の原稿を書く作業に没頭しています。
*写真は、自宅で書いているとネコが寄ってくる一例です
日々の調査や研究、現場視察が活きる瞬間なのですが、やはり産みの苦しみは尽きませ
ん。
自分が見て聴いたこと感じたことの、問題や矛盾・希望の本質がどこにあるのか、考え
言葉にする作業です。市長に問うのですから、国、県、市の政治の方向性や、それぞれの
会派がどんな立ち位置にいるのか、などなどいろいろ考えて、質問にします。
ここで一足飛びに成果を得ようとするものではありません。
市民に、現状や市の施策、市長の考え方を知らせる意義、考えてもらう意義もあります
し、論戦を重ねて、市民運動を加速させる役割もあります。
責任重大ですし、お腹の痛い作業です。
3か月ごとにこの作業をおこなっていますが、毎回、もっと早く書き始めればよかったと
いう反省はあるものの、自分の成長につながるし、世論形成や運動の加速など、まわりに
少なからず影響を与えていると実感しています。
今議会も精一杯がんばりたいと思います。
テーマは4つ。
①戦争法廃止と平和を守る取り組みについて
②消費増税や地方創生では、市民生活も地域経済もよくならない
③家庭ごみの有料化はやめて本当の環境施策を
④学童保育の困難解決を
12月14日(月) 13時半すぎからです。*午後の2番目
場所は市役所の7階、本会議室です。
ぜひお越しください。
そして、今夜は現場の実態を知るために、保育士さんたちの労働組合の総会へ。
みなさん、一日フルで働いたあと、こうして1年のふりかえりなどを行っています。
各園の労働環境の調査結果の報告や、新制度などにおける今年度の取り組みのまとめと
来年度とりくむべきことの確認です。
労働環境については、お昼休憩は記録にあてていたり、お子さんからめがはなせなかった
りとしっかりとれていないのが現状。
保育士の人手が足りず、定員通りの受け入れができなかったり、ご自身の有給も消化でき
ないという結果もありました。
わたしもたまに保育園に顔を出させていただきますが、みなさんいつでも走り回っている
印象です。
それでも、給食はアレルギー対応もしていたり、安全安心な保育を必死で行っています。
にも関わらず、国はさらなる規制緩和を打ち出しました。
厚生労働省が保育士不足の緊急対策として、
・朝夕の保育士配置を2人→1人に
・幼稚園や小学校教諭でも保育士の代替OK
・研修を受ければ保育士の代替OK
なるもの。実は、金沢市にも今年度からやってもいいよという通知が国から来ていたとの
ことですが、実施に至ってはいません。
保育士不足の原因は、すでに調査でもあきらかになっている通り、「賃金が低い」という
こと。いくら夢をもって資格をとっても暮らしていけないということで辞める方があとを
たちません。
規制緩和ではなく、保育士の処遇改善を行い、保育士不足を解消するべきです。
本日も、現場のさまざまなお声を聴かせていただきありがとうございました!