2016年11月16日の北國新聞朝刊より。
前日の市民福祉常任委員会で、国民健康保険の短期保険証の取り扱いについて質問しまし
た。
10月1日が保険証の切り替えだったわけですが、これは一般の保険証も、短期保険証
についても切り替えがありました。
しかし、短期保険証については、滞納している方への接触の機会を得るために、郵送では
なく、窓口で交付となっているものがありました。
その中に、今回の事例でとりあげた18歳未満のお子様を含む世帯がありました。
しかし、厚労省からの通知では18歳未満のいる世帯にはできるだけ速やかに交付となっ
ています。
それが、窓口に取りに来られたのにも関わらず、滞納を理由に保険証がすぐにわたされな
かったのです。
そこで今回改めて確認をし、改善を求めました。
そこで保険局長からは以下を徹底する旨の回答がありました。
・窓口に保険証をとりに来られたらまずは保険証をおわたしすること
・18歳未満の子どもについては、窓口で留め置かずすぐに郵送をすること
保険証は、命を守る大事な通行証みたいなものです。
金沢市は市民の命や健康を守ることを第一に考えるべきですし、滞納している原因は生活
の困窮にあることが多いのですから、親身に相談に乗ることを行うよう求めました。