ブログみよみよ日記

子どもの医療費助成制度の拡充へ。

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6月1日、昨日は、国際こどもデーということで、新婦人の保護者のみなさん方と金沢市に、子どもの医療費助成制度の拡充や、夜間の受診について要請をしました。


【要望項目】

1.金沢市の子どもの医療費助成制度の自己負担をなくして、完全窓口無料にしてください。

2.金沢市の子どもの医療費助成対象年齢を、入院・通院とも高校卒業までに拡充してください。

3.国に、子どもの医療費無料制度を早期に創設するよう強く求めてください。

4.時間外の受診の仕方や医療費についての広報を周知徹底してください。

これらに対し、まずは回答。

1、 制度の安定的運営と適正な受診の2つの観点から考えていない
2、 H26年に中3まで拡大したという状況なので、高3までは考えていない
3、 これまでも全国市長会を通じて求めてきた
4、 パンフレットの1ページめに載せている ㏋でも周知広報している

(参加者からの意見)

・参加者:真夜中の受診が大変。相談ダイヤルもあるが、電話相談がつながらないこともあるし、センターは23時まで。近所のクリニックはやっていないので、結局は総合病院に行かざるをえない。そうすると5000円とか初診料みたいなものでかかる。子どもは真夜中の受診が多いのだから、子どもだけでもこの負担はやめてほしい。

・担当課長:5000円の負担というのは、500床を超える病院がとる選定医療費である。これは保険外の負担であり、市からどうこうすることはできない。
急病センターについては、小児科が各地で夜中に対応している状況は、小児科医も少ない中で小児科医療が回らなくなるので集約するために、急病センターをつくった。(さらに今年は4市2町へと広げた。)
23時まではこちらで、あとは医療センターや県中におねがいしている。
重篤な場合は直接2次医療。あと、救急車で運ばれた場合はこの5000円の負担はない。
・参加者:たしかに、電話相談でも「県中、医療センター、県中、県中はなぜか2回言うが」とアナウンスはあるし、パンフレットにも「特別料金をとる」ことは書いてあるけれど、具体的にどの病院がいくらかかるかはわからない。それを載せてほしい。

・担当課長:その件は、病院でもトラブルになるので、市でも周知できないかと言われているので検討はしている。しかし、選定医療費が病院によって金額やルールや運用が違うのでどうするか。

・参加者:「制度の安定的な運営」とおっしゃるが、制度改正後利用はどのくらい増えたのか
・担当課長:中3までと完全無料化で時期は違うが、4割近く金額が増えている。入院や外来の別はわからない。課としては、今まで控えていた子どもが受けれた面も、安易な受診も両方あると思っている。

・参加者:4年前肺炎で下の子が入院したとき、10万円せいきゅうされ、払うのが大変だった。一方、下の子は1000円で済んだのでありがたかった。コンビニ受診とかいうが、親の安心感はある。そして、県の制度が変われば、市も楽だろうし、力をあわせたい。
・参加者:うちは食物アレルギーの子がいるので、日々保湿剤とか塗ったりして大変。大人になれば自分で払えるが、子どものうちは高校生でも厳しい。年齢拡大をしてほしい。

・参加者:一番うえが高校生で、基本はバイト禁止なので稼げない。親も給料があがらないのできつい。歯科健診で治療してと案内が来ても、小中は補償があるが、高校生はない。歯科は何度も通わなければならず、ちょっと熱が出るよりお金がかかる。口の中から貧困が見えるというが、高校生まで拡大する必要がある。

・参加者:貧困をなくさなきゃならない。4割ましの金額増ならばなんとかいけるのではないか。国においても要望はするが、ご一緒にがんばっていただきたい。十数万かかる医療費が千円になるのだから。

・担当課長:市でも3月の受診分が急増する。かけこみ。ただ、年齢拡大などしてきたところなので、すぐにどうなるかはわからない。

・保健局長:これまでやってきたので、すぐにというのはむずかしい。他都市の状況をみて研究する。

・森尾さん:県は千円ひいて、自治体の1/2しか補助しない。しかも3歳までとは本当にひどい。国のペナルティも子どもの医療費にもかけられている。年齢を拡大すればするほど、自治体の負担が増える。

 

共産党市議員団としても、ひきつづき、子どもの命と健康をまもり、親のみなさんの負担を減らすために、子ども医療費助成拡充に力を入れてまいります。

 

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