ブログみよみよ日記

2019年 6月 人口減少・少子高齢化対策特別委員会

令和 1年  6月 人口減少・少子高齢化対策特別委員会
          人口減少・少子高齢化対策特別委員会記録
1 開会日時     令和元年6月13日(木)
2 開議時間     開会 午前10時~閉会 午前10時42分
3 場所       第2委員会室
4 出席委員(9名) 久保洋子委員長、喜多浩一副委員長
           喜成清恵、新谷博範、上田雅大、小間井大祐、
           山本由起子、広田美代、清水邦彦の各委員
5 欠席委員(1名) 秋島 太委員
6 傍聴議員     荒木博文議員
7 事務局出席者   山口議事係長、松田主任、竹村書記
8 審査事件等    別紙のとおり
9 議事の経過等   以下のとおり
 委員長の開議挨拶に引き続き、傍聴席数を6席と決定した後、人口減少・少子高齢化対策に関する調査として今年度の活動について協議した。その後、次回の委員会開催日時について協議し、閉会した。 (1)人口減少・少子高齢化対策に関する調査
○久保洋子委員長 今年度の活動についてだが、当委員会に付託されている調査事項は、人口減少・少子高齢化対策に関することとなっている。また、最終的には本会議で委員長報告を行うことになるので、提言を翌年度の予算へ反映できるよう、12月の定例月議会で委員長報告を行いたいと考えている。そこで、調査テーマと進め方について協議をする前に正副委員長の案を見てほしい。    〔資料配付〕  まずテーマの方向性についてだが、人口減少・少子高齢化対策といっても非常に幅が広いので、ある程度の前提条件や共通の認識が必要だと考えている。正副委員長としては人口減少そのものを課題として捉えるのではなく、現実に人口が減少し続けていることを前提として人口減少・少子高齢化によって市民が受ける影響をどのように抑えていくかについて議論を重ねていきたい。  その前提に立った上で、本日は具体的に人口減少・少子高齢化により発生すると考えられる本市や市民における課題についてどのように調査するのか、委員から忌憚のない意見を聞きたいと考えている。  本日は調査テーマを決定するのではなく、まずは各委員が考える課題の洗い出しに徹底し、次回、金沢市人口ビジョン及びその対策でもある総合戦略について執行部から本市の現状を聴取した上で調査テーマを決めたいと考えている。  続いて、スケジュール案についてだが、次回以降は12月の定例月議会までおおむね1カ月に1回程度のペースで調査を進めようと考えている。  次回は、金沢市人口ビジョン及び総合戦略について企画調整課から説明を受けた上で調査テーマについて協議し、その後、調査テーマに沿って執行部から聞き取りを行い、参考人の招致や先進都市の事例研究、委員間討議などを経て、市長への提言をまとめていきたいと考えている。  テーマの方向性とスケジュールについて正副委員長の説明としては以上だが、質問や意見はないか。
◆新谷博範委員 少子化、高齢化に伴って民生委員と児童委員の金沢市における役割が大きく、特に高齢者が多いところは民生委員の役割が非常に大きい。また、児童委員は子どもが少ないながらも、子ども会等いろいろな活動をしている。調査テーマについては、この2つを全部抱えている社会福祉法人金沢社会福祉協議会が考えられる。
○久保洋子委員長 まずテーマに入る前に、スケジュールはこれでよいか。
◆広田美代委員 まずは本市の現状と課題について企画調整課から聞き取ってテーマを決めるということか。
○久保洋子委員長 そうである。
◆広田美代委員 高齢者の運転の問題が出ているので、高齢者の交通についてをテーマにしてはどうかという思いがあるが、企画調整課に交通の話題を聞いてもわからないと思う。
○久保洋子委員長 まずは皆の意見を聞き、次回企画調整課から人口ビジョン及び総合戦略についての話しを聞いたうえで、委員会で出し合ったことを照らし合わせながらテーマを決めたい。
◆広田美代委員 金沢市人口ビジョンはもう知っているから、もう一度聞いても仕方がない。それよりきょう出された疑問等を踏まえて執行部に依頼した方がテーマを決めるには有効ではないか。
◆新谷博範委員 各委員、執行部に聞きたいことがあると思う。企画調整課の説明を聞くのはよいが、各委員の聞きたいところの所管の課長を呼んでおけばよいのではないか。
◆山本由起子委員 いろいろな意見が出ているが、スタートラインをそろえるために、まずは企画調整課から今の状況について聞き、その次に別の所管課に話を聞けばよい。テーマを決めてからじっくりと調査すればよいから、私はこのスケジュールでよいと思う。
○久保洋子委員長 テーマをきちんと決めた上で、第3回のときにテーマに関係ある執行部を呼ぶつもりである。その後は有識者などの説明も聞いたり、行政視察に行ったり、今までの特別委員会どおりに進めたいと思う。  まずはスケジュールについてはこのとおりでよいか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  それではそのようにする。  次にテーマについて協議したい。
◆新谷博範委員 地域の高齢者の問題に一番接しているのは民生委員であり、民生委員が十分に機能していくことが必要であるから、民生委員の現状と課題について取り組むべきである。  児童委員についても同じであり、民生委員と児童委員の現状と課題をテーマにすべきである。
◆清水邦彦委員 まずは次回、企画調整課から金沢市人口ビジョン、総合戦略を聞いて、テーマを絞ってもよいのではないか。そのほうがしっかりといろいろな議論ができるのではないかと思う。
◆小間井大祐委員 次回、企画調整課から金沢市人口ビジョン及び総合戦略の話を聞くが、ただデータを示すだけではなく、それに対してどんな課題が出ているかということを詳細に話してほしい。
◆山本由起子委員 このテーマはとても広いので、1年間で終わらず、数年かかると思う。次回、企画調整課からの話を受けて、このメンバーで共通理解をしながら今年度のテーマを絞って調査を進めて行くべきである。
◆広田美代委員 このメンバーは1年という区切りを持っているので、金沢市として1年間で議論ができて、なおかつ何か対策がとれる提案であればよいと思う。私たちの会派としては、今問題となっている高齢者の交通問題や免許返納、派生してコミュニティ交通の問題といった点であれば、ことし中に取りまとめることができると思う。
◆上田雅大委員 人口をどうふやしていくかが大事であると思っており、市街化区域、市街化調整区域、農振地域などの制約がある中で、新しい企業が入ってきやすく、既存の企業がとどまるにはどうしたらよいかということを検討するべきである。そこに企業があると住む人もふえ交流人口もふえるので、一つの検討材料とすべきである。
◆喜成清恵委員 人口減少については、歯どめをかけることや人口をふやすことに視点を置きたい。  高齢化については今後相当数出てくる免許返納への備えについてテーマにすべきである。
◆新谷博範委員 上田委員の発言のように、人口減少の原因から入るのか、それとも結果、現状から入るのか。また、1年、2年、3年と続いていく、長期的な課題もあるだろうし、1年間だけでできる短期的な課題もある。ショートとロングという2つの視点を持って、次回テーマを提案してほしい。
○久保洋子委員長 数年にわたり継続された特別委員会は過去に何回もある。この委員会ならば、継続されて翌年度もしていくということが予測される。引き続き議論したい人は翌年度も委員会に入ればよい。
◆小間井大祐委員 まずはどんな課題があるのかしっかりと整理したい。企画調整課にはそれぞれ課題を体系化させて、全体像が見えるようにしてもらいたい。その中で細分化された中から、テーマを絞ればよい。
○久保洋子委員長 人口減少は金沢市に限ったことではなく、日本国中どこでもそうであり、金沢市民の生活にどのような課題と影響があるのかをしっかりと把握しながら、金沢市の施策に対してよい提言をしたい。同じ金沢市といっても地域によって課題や現状の違いがあると思うし、そのことも含めて勉強しなければならない。  きょうはさまざまな意見があったが、次回はこれを踏まえてデータから来る全ての課題を聞き取り、正副委員長の思いもつけ加えながら、テーマを決めたい。
◆新谷博範委員 データといっても漠然としたものを報告する必要はない。  総合戦略について聞くと言うが、総合戦略に基づいたテーマを協議するわけではないから、総合戦略とはまた別の視点があってもよいと思う。
○久保洋子委員長 総合戦略に縛られないからこそ各委員の意見を聞いている。それぞれ違う考えがあり、全部やることは難しいので次年度以降に続けてもよいと思う。市民生活にさまざまな影響、課題があるということで、地域の特性を生かしながら、どのような施策を考えられるのかがポイントである。各委員の意見を聞いた上で提言としてまとめていきたい。 (2)次回の委員会開催日時  次回は7月18日(木)午前10時に決定。                                  以上

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