昨日は、石川県内の感染者数が過去最多ということで驚きました。しかし、クラスターの数や市中感染が拡がっていること、そして変異株の感染スピードが速いといったことからすれば当然なのかもしれません。
金沢市議会議員としては、県や市と連携し取り組みたいところです。しかし、これまでそうだったように、情報はみなさんに伝えられている以上のことはほぼなく、毎日、県の記者会見を見て得ています。 5月6日に県が発出した「非常事態宣言」や金沢市を対象にした「蔓延防止等重点措置適応の国への要請」についても、市議会議長さえなにも金沢市から聞いていない状況でした。
そこで、5月7日に開催された議会運営員会では、県から金沢市にどのような報告があり、金沢市としては今後どうしていくのか、市議会として市長や担当部署から報告を受けるべきじゃないかと求め、他の議員の賛同も得られ、議長と議運委員長から市に対して申し入れがされました。
しかし、その日に出てきたのは文書のみ。しかもすでに、県が記者会見やSNSなどで出している情報の一部でした。
今後、さらなる情報提供や説明がされるものと期待しますし求めていきます。
市議会議員は、市だけでは把握しきれない市民のお声や現場の実態を市に伝え、より効果的な対策を考えてもらう、ときには提案する役割があります。そうした市民の代弁者として、公的に把握されている感染に関わる情報を的確に得たうえで、議員に寄せられる市民や現場の実態や声をもとに、よりよい対策がとられるようがんばります。