日に日に寒くなり、雪も心配になってきた今日この頃です。
これまで、みなさんと、市が行う除雪路線をもっと増やしてほしいと求めてきました。
実はこの点については変わらず今年度も市道の4割カバーという計画ですが、拡充された点もあるので報告です。
○雪害対策本部の設置基準を緩和
積雪の深さが60㎝以上 → 大雪警報が発表され、排雪場が開設
大雪警報の発表基準=12時間の降雪の深さが平地で25cm以上、山間部で55cm以上になると予想される場合。
○除雪出動基準の緩和
第2次路線 積雪15㎝以上 → 10㎝以上
○地域除排雪活動費補助制度の拡充
制度内容=雪害対策本部設置期間中に、町会が事業者に機械による除排雪を委託した場合補助金を交付するもの。
補助要件:「雪害対策本部設置してから」が条件ですが、雪害対策本部の設置基準が緩和されました。
対象:これまで市道のみでしたが、「通学路や災害時避難通路等の生活道路」も追加されました。
補助率:2/3 → 3/4限度額:30万円/年度 → 50万円/年度
ただし、金沢市が市の予算で除雪する市道は4割のままであり、あとの6割は市民の自助努力に任されていることにかわりありません。
一方で、道路管理者には法的義務があります。
道路法第42条『道路管理者は、道路を常時良好な状態に保つように維持し、修繕し、もつて一般交通に支障を及ぼさないように努めなければならない。』
よって、福井市は85%、富山市は80%の市道を市が責任もって除雪しています。
市が行う除雪範囲を広げるよう、引き続き取り組みます。
以前まとめた除雪についての投稿はこちら。