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「原発ゼロの決断を求める意見書」の提案理由

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議会議案第3号意見書 提案理由

日本共産党金沢市議会議員 広田 美代

 

 私は、日本共産党金沢市議員団を代表して、議会議案第3号「原発ゼロの決断を求める意見書」の提案理由の説明を行います。

 みなさんもご存じの通り、毎週金曜日全国100箇所で人々が集まり、「原発ゼロに。再稼働反対」という声をあげています。ここ金沢でも北陸電力石川支店前と県庁前でも100名以上の市民・県民が集まっています。

 首相官邸前での若い男性が発言しました。「政府は、日本経団連とアメリカに脅されて“2030年代のゼロ”さえ言えなくなった。同じ日本人としてはずかしい、でもこれで、原発を本当に推進したがっているのが誰なのか明らかになった。国民を敵にまわしたら経団連やアメリカなんかより恐ろしいということを、野田総理に訴えてやります。」

 政府は「2030年代までに稼働ゼロ」の方針をエネルギー戦略に盛り込みました。この方針自体、「ゼロ」にする時期が遅すぎる上、原発の再稼働を前提としており、「核燃料サイクル」も堅持するもので矛盾に満ちていました。しかしそれでさえ、財界とアメリカの反発で野田内閣は閣議決定することすらできませんでした。

 東日本大震災で被災した東京電力福島原発のように、世界でも有数の地震と火山の国、日本で原発が被害を受ければ取り返しのつかない大災害になります。

 ここ石川でも、志賀原発の原子炉直下に活断層の疑いがより濃厚になる中、金沢市民も不安を抱えています。

 政府は「原発ゼロ」を後退させるのではなく、直ちに原発からの撤退を決断すべきです。 政府のパブリックコメントでも、国民の8割が「即時原発ゼロ」を求めるなど、国民世論が広がっていることから、この意見書に対して議員各位から賛同が得られるものと考えます。

 以上をもって、提案理由の説明を終わります。

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