今日はほんとうに寒かったですね
雪降る中での訪問は寒かったけど、
「すっごい期待してるよ!!」と言われ
心はぽかぽかになりました
ありがとうございます!
昨日の話ですが、医療福祉問題研究会の定例会に参加。
国民健康保険についての社会保障推進協議会 寺越さん
からのお話でした。
国民の4738万人、4~5割が加入している保険。
しかし今、その19%の世帯が滞納している。
石川では18.7%。
金沢では12416世帯、19.2%が滞納していると言う現実。
なぜか?
理由は・・・
?他の健康保険に比べて高い!
事業主負担がなく、
協会けんぽに比べると2倍高いんです。
?加入者が、ご高齢、所得の低い方、病気の方が多い。
?低所得者ほど高くなる逆進制。
?さらに、この間の構造改革でリストラや不安定雇用の方々が
国保加入となった。
?国庫負担金が減らされている。
※?~?のリスクがあるとわかっていたので、?の国からの補助が当てられて
きたのに、26%近く減らされている。
それがほとんど本人の保険料に加算されてきたのです。
しかも、国保には傷病手当や出産手当も任意でしかなく、
みなさん病気でも働いたり、出産ぎりぎりまでお仕事を
されている。
さらにひどいのは、保険料を滞納した場合に保険証が
とりあげられ、資格証明書や短期保険証になること。
これは「悪質滞納者の場合」という規定があるにも関わらず
払えない方の事情を聴くこともなく取り上げている。
さいたま市や広島市では面談を必ず行うことで、資格証明書が
ゼロになったとのこと。
悪質なんて人は実はほとんどいない。
払いたくても払えないのが実情です。
現に滞納者への制裁として、車のタイヤロックを行われた
家族が一家無理心中をしたというニュースがありました・・
このような国保の悲惨な現状を打開するために、
もっと国庫負担分を増やすこと、資格証明者の発行をやめること
収入のないお子さんへの負担をなくすことなどが求められます。
この瞬間も、多くの方が保険料や医療費の高さに苦しみ
受診ができなかったり控えたりしています。
保険料が払えなかったら病院にもかかれないというのは、
本来の皆保険制度の理念とは異なるはず。
みなさんと声をあげて行きたいと思います。