昨日は夏休みをとり、福井県の若狭湾を満喫してきました
目的は2つ
原発見学と海水浴
福井県は原発銀座と呼ばれるほど原発が多く、13基もあるのです
○関西電力(株)大飯発電所(おおいはつでんしょ)
福井県では最大の原子力発電所。
○関西電力(株)高浜発電所
敷地面積(しきちめんせき)が県内では最も広い。
○(独)日本原子力研究開発機構高速増殖原型炉(もんじゅ)
高速増殖炉という新しい型の原子力発電所です。
試運転中にナトリウムが漏れる事故があり、現在は運転停止中です。
○(独)日本原子力研究開発機構原子炉廃止措置研究開発センター(ふげん)
2003年3月29日に運転を終了し、廃止措置のための技術開発や研究が行われています。
○日本原子力発電(株)敦賀発電所
1号機は1970年3月に運転を開始した、福井県では一番最初の原子力発電所です。
現在、3・4号機の増設計画があります。
○関西電力(株)美浜発電所
1号機は1970年11月に運転を開始した関西電力で最初の原子力発電所です。
このうちの、美浜原発を見学に行きました
と思ったら関係者以外は行けないのですね
この道路(橋)の向こうが美浜原発です
その手前のPR館を見てまいりました
入り口は宇宙船を思わせる通路・・・
まずは、せっかくなので説明を伺いました
なぜ福井に原発が多いのか↓日本で最多の地方とのこと。
美浜原発全体図↓
現在稼動しているのは、2号機のみ。3号機は定期検査中で、1号機は
定期検査を終えましたが知事の了承がおりていない状態です。
構造や仕組みにまで踏み込んだ、わかりやすい説明でした
館内を見てまわりました。
プルトニウムアピール
核コントロールゲーム
いくつか質問に答えるとでてくる。
安全の誓い・・・
7年前、事故が起きて11名の方が被災されたんです。
「東日本大震災のようなことが起きないようにがんばります!」というVTR
やはり印象としては、原発の安全性や優位性を全面的に出しているなと
感じました。ま、関西電力側のPR館ですからね。
しかし福島原発の事故が起きた今、いくら安全の誓いをしても虚しく聴こえます
こんなところに税金をこれ以上使わないでほしい・・・
でも、この周辺には関西電力の社宅や関連企業とおぼしき会社がたくさん。
原発をなくすにしても、この方々や地域の雇用や生活も守りながらやらなきゃいけないとも
実感
原発を後にし、待ちに待った海水浴
原発を見ながら泳ぐという異様な光景。
水自体はすごくきれいで、魚が飛び跳ねる中で泳ぎましたが、
原発事故が起きればこの海でも泳げなくなるんですね・・・
いつまでもこのきれいな海で泳ぎ、おいしいお魚を食べられるように
原発からの撤退を訴えていきます