広田美代市議が一般質問
社保協加盟団体などから18人が傍聴
金沢市議会3月定例会の質問戦2日目、3月13日(火)に金沢社保協加盟の日本共産党から広田美代議員が登壇。①土砂災害対策、②「美しいまちづくり推進」条例、③国民健康保険、④子育て支援、⑤市営住宅について―の5点を質問しました。
■土砂災害対策について
広田市議「土砂災害対策工事には高額の地元負担があり、地元紙も「対策の遅れの一因」と報道。地元負担の軽減は急務だ」
山野市長「地元負担の一部を市で負担するなど、すでに軽減を図っている」
■「美しいまちづくり」条例
広田市議「市民に対する罰ではなく、違反しにくい環境を整え、基本理念の通り、気運を盛り上げることを優先すべきで、罰金は盛り込むな」
山野市長「実効性のある条例を作るべきと考え、罰則として科料徴収を行う」
■国民健康保険について
広田市議「国民健康保険は、国民皆保険制度を担う大切な社会保障制度だ。国保料の大幅引き上げではなく、誰にでも払える額にするべきだ」
山野市長「保険料の負担軽減をはかるため、一般会計から多額を繰り入れた」
■子育て支援について
広田市議「子どもの医療費助成拡充は市長の公約なのに、新年度予算案では前向きの改善がない。他都市は次々と対象年齢を拡げている」
山野市長「通院もできるだけ早く中3まで助成できるよう財源確保に努めたい」
■市営住宅について
広田市議「「地域主権改革」のもとで、住民の安全性や居住の権利を奪うことは許されない。本市は条例委任に向けて、どう対応するのか」
山野市長「入居者資格は現行の取り扱いを継続する旨の条例改正を提案した」