本日は毎年恒例のピースウォーク
午前はフォトジャーナリストの森住卓さんのお話を伺いました
写真や記事はよく目にしますが、直にお逢いしお話を聴くのは初めて
世界の核実験や原発事故のあとなど、多くの現場に足を運び、住民や被災者
の生活に寄り添い、お写真や言葉として私たちに伝えていらっしゃることが
よーくわかりました
福島にも震災直後に入られ1000μSv/hの場所に、住民がなにも知らずに戻って
来られている姿が動画として映し出されました。
酪農家の方々に密着取材をし、牛さんを処分する間際まで寄り添って撮られた、
酪農家のお父さんお母さんが涙する姿を映し出す写真は、原発への怒り悲しみ
虚しさ・・など全てが凝縮されていました。
自殺をされた方が最後に残したメッセージの写真も。
真実は残酷だけれど、それを報道する人間がいてされる側がいて、その関係性のもとで
成り立っている温かみを感じてしまうほどの、森住さんの想いが伝わってくるお写真
ばかり。
森住さん自身も涙で言葉をつまらせていましたし、会場中が真剣なまなざしを寄せ涙
していました。
私は・・・
核も原発も、企てる者と被害に遭う者と傍観する者などがいるけど、みんな同じ人間。
人間同士でなにをやってるんだろうって・・怒りを通り越したなんだかすごいものが
沸いていました。
最後に森住さん、「絶望ばかりではない。核や原発をなくそうとするこの力が希望だ」と。
そうだな・・原発つくってしまうのも人間だけど、止められるのも人間だし、それに
希望を見出していくのも人間なんだな・・・
この希望をもっともっと大きくして、核や原発で苦しんでいる方や被災地の方、まだ見ぬ
未来の私たちや子孫に届くようにがんばろう
この後は、希望を胸に元気よくピースウォーク
森住さんも参加されました!