昨晩は、大野まつりを見学
先日知り合った地元の鉄工所の方にお誘いいただき行ってきました
金沢にこんなに地域みんな参加で、伝統的なまつりがあったのだと初めて知り
圧倒されっぱなしでした
2時間かけて町内を練り歩き、日吉神社に神輿を奉納するというもの
1200年以上続いているとのこと
老若男女入り混じってひとつのものをつくりあげ、次世代に受け継いでいく
地域の行事だからというやらされ感はひとつもなく、ほんとにみなさんいきいき
してらっしゃる
これぞまつりだ!と勝手に感動していました
この日の午前中は市議会報告
あわせて佐藤さんからの県議会報告もありました
本日の地元紙のトップにもなっていましたが、
志賀原発の直下を走るS−1断層について
1987年から指摘され、1号機の建設を国に申請する前に
北陸電力が2度にわたって追加調査をしていたにも関わらず、その結果は
審査には反映されなかったとのこと・・
専門家の会議でも、「典型的な活断層。大学生が卒論で、あの断層を活断層
でないと書いたら落第だ」と言われるほどの断層なのに・・・
活断層もそうですが、その疑いがもたれていたことを一般市民にはなんら
公表もしてこなかった国や北陸電力の責任も問われます
午後は、保育問題研究会主催の学習会に参加
龍谷大学の白石正久さんから、お子さんの発達について学びました
先生自身も障害をもったお子さんにずっと関わってこられているので、
お子さんの表情や動作ひとつひとつをもとに考え、どんな子でも発達するんだと
いう信頼に基づいて研究されているんだと感じる中身でした
わたしなんかは専門家でもないので偉そうなことも言いたくないのですが
「人間は生まれながらに よりよく生きたい という発達欲求があって、
しかし、そうでない現実があり、その間の矛盾を乗り越えた時に発達が
生まれる」というようなお言葉に、なるほど~
また、これもよくお子さんを観察されているなと思いますが、
先生が絵本の読み聞かせをしているシチュエーションがあったとして、
後からやってきた子ほど、誰かと誰かの間に割り込んで入ったりする
これを先生いわく、「新参者割り込みの原則」というそうで、
「あなたとあなたの間に入りたいの」というような子どもの正気な行動
の分析もありました
最後の大事な部分を聴かずに失礼してしまったのですが、
この学習会を通じて、どの子でも発達欲求があり、可能性があり
そこに信頼して大人は関わっていってほしいし、よく見てほしい
し、こどもに結果だけ押し付けるのではなく、結果への過程を気付かせて
あげてほしいというようなことを学んだのかなと思います
そして、そのためには十分な人や時間、環境が必要であることは
言うまでもなく、今政府がやろうとしていることはそれに逆行している
ことなんだという感想をもちました
若い保育士さんたちがたくさん参加されていたので、どんな思いで聴いて
いたのか興味がありますが、きっと今の制度のもどで忙しい現場で子ども
一番にがんばっているご自身を振り返りながら、さらにお考えを深められたの
でしょうか
わたしは議員として、ゆくゆくは母親として、お子さんひとりひとりの発達
が保障され、教育者がいきがいをもって実践できる場になるよう力を尽くしたい
とかたく決意するのでした