名古屋市議会の議員報酬引き上げが批判をあびています。
自民、民主、公明の3会派が議員報酬を年800万円から1455万円にする案を8日の議会で採
決を強行したようです。
もちろん、共産党市議団12名のみなさんは反対されました。
650万円の引き上げ、、民間の会社ではベースアップはおろか、ボーナスを0.5か月分
勝ち取るのだって大変なのに、議員自らがほとんど議論もなしに引き上げなんて異常で
す。
定数を7減する代わりのような印象ですが、民意を代弁する数を減らすことと報酬引き上
げは本来別に議論すべきです。
とはいえ、金沢市議会でもいよいよ3月議会で議員報酬引き上げ案が出されました。
こちらは政務活動費を2万円/月減らし、報酬を3万円/月UPで70万円/月になります。
名古屋のような額ではありませんが、年間およそ54万円の引き上げです。
そして、名古屋と違うのは議会提案ではなく、市長提案という形です。
こちらについては、このブログでも再三経過を書いてきたので見ていただければと
思いますが、政務活動費のあり方等検討会で議会として議論をしたものを、議長が
市長に申し入れ、市長が諮問機関である報酬など特別審議会を開き、そこで出した答え
を議会に諮るという流れです。ですから、市長も認めたものです。
わたしたち共産党市議団は、市民の実態から見ても、また中核市ではすでに5番目に高く
むしろ引き下げるべきという提案をしてきましたが、わたしたち以外の会派の賛成ですす
んでいます。
最終的には23日の本会議で採決が行われることになります。
あらたな会派もできていますので、その動きも注目です。
そのときまでに、市民世論を高めていきたいと思います。
そして、3月議会におけるわたしの質問は、3月18日の連合審査会にて行います。
14時50分頃から、7階の全員協議会室です。
ぜひ、傍聴にお越ください。
いまのところ、学生支援、ごみの有料化を1問1答で行う予定です。