厚生労働省が開発したシステムにおいて、後期高齢者医療制度の保険料計算システムに誤
りがあり、払いすぎた人には返金を、払い足りなかった人には返せ、ということが今後市
町村レベルで行われる予定です。
全国で2万人、金沢では規模の割合から80~100人と推定されます。
しかし、H23に一部の自治体から問い合わせがあり、厚生労働省はシステムの異変に気
づいていたのにも関わらず、全国に連絡もせず5年が経過し、今になって返せとは、法的
にはつじつまがあうと厚生労働省は言いますが、道義的には許されません。
年金は減らされ、医療や介護の自己負担は増え、さらにはミスのつけまでも。しかも昨日
今日起こったことではなく、5年も前に気づいていたのにどうして・・
というのが国民の本音ではないでしょうか。
国には、国民の生活実態に応じて責任ある対応を求めたいと思います。