【子どもの医療費助成に対する国からのペナルティが見直されます!】
金沢でも行っている子どもの医療費助成について、自治体独自に窓口無料化(現物給付)
などにした場合、国の議論では「過剰診断などモラルハザードを生じうる」などという理
由から、自治体の国保財政に対して減額というペナルティがされてきました。
金沢市では、29年度にはおよそ2600万円の減額が予定されています。
しかし、全ての市町村が未就学児までは何らかの助成措置を実施しており、自治体の子育
て支援を妨げるとして、国民からも議会や自治体からも「ペナルティはやめるべき」と声
があがっており、それが国を動かしました。
厚労省からの文章はそれらしいことが書かれていますが、動かしたのは紛れもなく、署名
をもってがんばった保護者や関係者のみなさん、地方の自治体・議会の取り組みです。
また、本来ならば、子どもの命と健康はどこに住んでも守られるべきであり、国はペナル
ティなどかけている場合ではなく、国自らが子どもの医療費助成制度を創設すべきだと私
は考えます。
国へ、制度創設やペナルティの完全廃止などを訴えながら、本市に対しても完全無料化と
年齢拡大を引き続き求めてがんばります。