ブログみよみよ日記

ごみ有料化の成果とは言えない。

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【ごみの量について】
本日は、金沢市議会3月議会質問初日。各会派の代表質問でした。
やはり、市民の関心事「ごみ有料化」について質問があり、与党会派からは「有料化した2月はどれだけごみが減ったのか」という質問が相次ぎました。
明日の新聞に大々的に掲載されそうなので、ここではっきりさせておきたい。
今回報告があったのは、家庭ごみの「燃やすごみ」と「埋め立てごみ」のみ。要は有料の袋に入れるものです。
で、「家庭系燃やすごみ」は前年同月比で、24.3%減。「家庭系埋め立てごみ」は前年同月比で、41.4%減。と減ったのです。
市長は「ごみ有料化の成果」と答弁しましたが、そうは言えないと思います。なぜなら、市が言う「ごみ」とは「燃やすごみ」から「資源ごみ」まで全て含めます。その「資源ごみ」の量はまだわからないのです。しかも、スーパーとか民間に出された資源はカウントもしない。つまり、本当にごみが減ったというには、市内のあらゆるごみを把握しなくてはわからないのです。
ただ、「燃えるごみ」が減ったのは、おそらく段ボールや古紙、雑紙を市民のみなさんが資源に出したというのが要因ではないでしょうか。これは「有料袋制度」の成果ではなく、古紙などの受け皿があきらかに増えたし、「雑紙」が資源だとはじめて認識した方もいたからでしょう。市民の協力と市の「有料化」ではなく「受け皿づくり」が成果をもたらしたと考えるべきです。
一部だけのごみ量で、「有料化の成果」だと強調するのは、市の目的からしてもあまりにも短絡的です。
また、課題となっていた「事業系ごみ」の量もまだ公表されていません。これは委員会で報告がありますのでまたお知らせします。

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