市長あてに申し入れをしました。
長引く物価高騰、ガソリン代や電気代などのこれまでにない高値に市民のみなさんからお声が寄せられています。みなさんもいかがでしょうか。
猛暑だけど、エアコンは電気代が気になりつけられないので、お風呂に水を溜めて一日に何度か浸ってやり過ごしているなど、切実な実態があります。
9月議会で提案される補正予算に市民への対策を求めて申し入れました。
金沢市長 村山 卓 様
猛暑が続き、ガソリン代や電気料金の引き上げ、物価の値上げが相次ぐ中、いのちと暮らしを守る緊急対策を求める申し入れ
日本共産党金沢市議員団
森尾 嘉昭
広田 美代
山下 明希
異常な猛暑が続く中、ガソリン代が、1ℓあたり180円を超え、15年ぶりの高値となっています。また、北陸電力は、電気料金の4割近くの引き上げをこの6月から実施しました。
物価の値上げが続き、市民生活は厳しい事態となっています。
新型コロナウイルス感染状況も心配されるうえに、連日の猛暑の中、市民のいのちを守る取り組みが求められています。
党市議員団は、9月議会を控え、以下の点について緊急対策を行うよう申し入れます。
記
1 熱中症からいのちを守るため、すべての市民に対し、電気料金への支援策をおこなうこと。また、低所得者、生活保護受給者や障がいのある方に対して、特別夏季手当を支給すること。
2 ガソリン代の値上げを抑えるため、国に対して必要な財政支援を求めること。
ガソリン代の値上げを抑えるための国による補助金が段階的に縮小し、9月末には、廃止するとのことです。必要な補助の継続が求められます。
3 上下水道料金の減免措置をおこなうこと。
4 エアコン購入や、更新に対する助成制度を創設すること。
5 熱中症対策の一環として、公共施設に「市民の憩いの場所」を設置すると共に、身近な商業施設にも設置するよう民間事業者にも協力を求めること。
6 新型コロナウイルス感染対策に引き続き取り組むと共に、医療機関、介護施設への支援を行うこと。