ブログみよみよ日記

視察報告!

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視察報告です

今回は、建設企業常任委員会で北海道は函館と札幌へ

行ってきました

函館・・定住促進事業について、NPO定住化サポートセンターで

お話をお聴きしました

観光客などに積極的に定住を促す取り組みを行っているほか

サポートデスクを設置して移住者が安心して生活できるように

サポートを行っているとのこと

函館は失業率や出稼ぎ率が高く、毎年3000人以上の

人口減少に歯止めがかからない現状とのこと

この定住促進が人口減少の直接的歯止めになるわけではないが

移住して地域で活躍してもらえそうな人材をネットワークで拡げていく

とりくみを意識しているとのことでした

しかし、根本的な地方の衰退の解消にはどうしたらいいか?

というような話になった時に担当の方がおっしゃったのは

「アベノミクスの恩恵は函館まで来ない。国会のねじれは解消できても、

東京と地方の経済のねじれは解消できない」と

その通りだと思います

地方は働く場所もなく、若い方がどんどん流出。

そりゃあ衰退もします

都市部の大企業だけが優遇されるのではなく、地方の

中小零細企業がしっかり営める経済政策が必要です

そして地方交付税の削減や地方への社会保障費の削減も

見直すべきです

地方は新幹線での一時の高揚感に惑わされず、長い目で

若い方が働き暮らせることを目標に国に働きかける必要が

あります

また、フリータイムに町を歩いていたら、とある作業場で

はたらく方と話す機会があり、

「安倍さんは日本を取り戻すというが、本当は利権を取り戻す

なんじゃないのか。アベノミクスどころじゃないし、大間原発建設も

やめてほしい」と

地元の方の率直な思いに触れた函館の視察でした

続いて札幌では、次のことを視察

・河川環境整備方針について・・札幌市が管理する河川を、工事などの

整備だけでなく、行政と市民が意見交換を行いながら協働して

整備事業を進めることに力点を置いた整備方針であり、平成24年に

策定されたものです。

河川の整備(草刈りや浚渫など)は年に1度と決まっているため、市民に

常時、自分たちの身の回りの環境として愛着をもって管理に携わってもらう

ためにワークショップなどを通じて住民の要望を実現し、その後は住民

自らの参加を促すというような取り組みのようです

しかも、やる気のある地域に焦点を絞っているそうで、住民の行政参加

意識の醸成が主たる目的なのかなと思って聴いていました

金沢でもそうですが、「川や道路をこうしてほしい」という住民要望は

ひっきりなしです。でもそこで予算がネックになる・・

その時に、日ごろから住民が関わっているとどうなるのか。行政の

役割や仕組み、予算のかけ方が見えていい点もあるのかもしれませんが、

逆に細かい要望は自分たちで考えてやらなきゃいけないのかもしれません

それか、言い出せないというようなことも・・

そこら辺をもっとつっこんで聴きたかったのですが、時間切れ

またお電話して聴いてみよう

・駅前再開発事業について・・・札幌駅を道内の交通拠点としてだけでなく

「札幌の顔」と位置づけ、観光・ビジネス分野などの交流拠点として

再整備を行うものとのこと。

担当者のお話によると、「東アジアの交流拠点都市にしたい」と・・

どこかで聴いたお話・・いや、金沢市長は「世界の交流拠点都市」と

言っていたぞ

あと、駅前に大丸などデパートができてから大通公園やすすきのに

人の流れが減ったので、地下道をつくって人の流れをつくるという

ことも行ってきているとのこと。

で、地下道も見てきました

民間の商業施設とのつなぎめを大きくとっているのが特徴とのこと

またイベントなどができるスペースも設けられています

排気口や採光のためのスリットも

また、地下道ができてから地上歩行の人口が1000人ほど

減ったそうです

わたしも地上のお店の方に伺ったところ「買い物客が

減った」とのこと

再開発はたしかに手をかけたところに人が集まりますが、それ以外

のところで人は当然減り、いたちごっこという感じがします

金沢でもそうですが、根本的に郊外に大型商業施設が乱立し

多くが車で買い物に出てしまう環境を見直さずして、まちな

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