23日は待ちに待った「全国青年大集会2011」に参加してきました
東京は明治公園。
前日までの雨もあがり、暑いくらいのいいお天気の中、集まったのはなんと4800人
今回からはじまったネット中継も400人が視聴
参加者のほとんどが若者で、久々にこんなに多くの若者を見た気がしました
まずは分科会からスタート。
震災に乗じて非正規切りにあったソニーの労働者のみなさん
震災直後から、工場にかけつけ復旧に力を注いだのに、まっさきに
首を切られる。
潤沢な内部留保がありながら、若い方々を簡単に辞めさせるなんて大企業のやること
ではない!と切実な訴えがありました
ここは震災ボランティアに関する分科会。
現地の青年や、毎月ボランティアに赴く青年などが、自分たちの想いを交流
他にも、原発労働者の実態を知る分科会や、高校生、大学生のブース、医療介護、福祉
ユニオンづくりなど、さまざまな分科会が青年当事者自らが企画し、運営をしていました。
分科会のあとは、いよいよメインステージ
バードレイクスやAZUMAといった、若手のグループのステージに続き、各分野からの訴え
そして、各組織からの連帯のあいさつと続きました。
反貧困ネットワークの湯浅さんや宇都宮弁護士、韓国・アメリカの労働組合の方々も
今回はかけつけてくれ、全労連の方、そして政界からは共産党の志位委員長
「世界の1%の富裕層が、残りの99%の富を所有している」
「今ここにいるみなさんは99%。つながってみんなでこの現状を変えていこう」
そのようなメッセージが寄せられました
この集会での青年の訴えは「仕事がほしい、続けたい、お金の心配なく学びたい、みんなが幸せになりたい」
というごくごく当たり前のこと。
でも、そんな当たり前のことすら叶わないから青年が立ち上がらざるを得ない。
ここに来ている4800人はそのエネルギーがあり、一緒に立ち上がれる仲間が
いるから来れたんだろうと思う。
若い世代の2人に1人が非正規雇用のこの時代、誰にも救いの手を差し伸べられず
ひとりで我慢している青年が、実はこの何倍何十倍もいるんだと思う。
ぜひ、ひとりで苦しまずに助けを求めてほしい。
わたしたちもこちらから手を差し伸べられるような取り組みを引き続き行っていきたい
と思います。
わたしも、今後議員として議会に若い方の声をもっと届けたいと思います