まずはお知らせから
4月27日、毎年恒例の就学援助の集団申請と教育委員会との懇談会を
行います
そして、今年は講演会も併催いたします。
あの有名な金森俊朗さんがお話します。
どなたでも参加自由できますので、ぜひお越しください
詳細は↓ちらしをご覧ください
「就学援助制度」とは・・・憲法26条に基づいて、すべての子どもが平等に十分な教育を
受けられるようにという目的でつくられたもので、義務教育を受けるために、学用品
や給食費などが支給される制度です。
認定基準がありますが、ぜひ興味のある方は一緒に集団申請してみませんか
そして、今日の午前中はどぶの泥上げ
年度初めに、金沢市内中で行われるものです
鉄板が重くて大変でしたが、なんとか6砂袋分上げました
これ、ご高齢の方には重労働ですが大丈夫なのか心配です
今日は休みにしたので詳細は聴けませんでしたが、山野市長への脅迫手紙。
「がれき受け入れをするな」という内容のようです
市長が決めたことでも、「議会の承認を得て」と市長もおっしゃっています。
3月議会では、安全性の明確化や市民の理解を得ることを必須条件にした意見書
が可決されている以上、市長の独断では進められません。
市議会で通った意見書は次の通り↓
「東日本大震災からの復興に向けた災害廃棄物の処理に関する意見書」
東日本大震災から1年経過したが、今なお被災地では多くの災害廃棄物が処理されず
に残っており、被災者の生活再建に大きな影響を与えている。
膨大な災害廃棄物は、被災地だけでは処理できないため、国は広域処理の方針を
打ち出している。
一方で、福島第1原子力発電所事故における放射性物質による汚染に関し、災害廃棄物
運搬中の放射性物質による2次汚染や処理時の大気中への拡散など、処分に関する安全性
について、住民からの不安感が根強くある。
よって、国におかれては、被災地の復旧・復興に向け、放射性物質に汚染された廃棄物
処理の安全性について、国が責任を持って対応し、詳細な科学的検証を行い、安全基準や
取扱指針を策定した上で、国民に十分な情報提供を行うとともに、災害廃棄物の保管・
運搬から、焼却施設や最終処分における埋め立て及び焼却灰の処理に至るまで徹底した
安全・安心を確保し、住民に理解を得るための環境整備を強く要望する。
最初のたたき台の意見書は、どう見ても推進のみの意見書でしたが、会派同士で話し合い、
まずは国に責任を求め、金沢としてすすめていくというような中身にならないようになってます。
しかし、議会の中には基準や方法を軽視してがれき受け入れを推進するのかと
思われるような意見もあるのも事実です。
ぜひ、市民のみなさんには市長だけでなく、議会や行政がどのような考え、動き
をしているのかも注視、ご意見していただきたいと思います。
私は、東北の復興に協力したい気持ちはもちろん強く持っています。
しかし、放射性物質への対応については違う次元の議論が必要です。
津波のがれきと原発事故が合わさったという世界で初めてのケースなのに、
広域処理ありきの国の対応をめぐり市民対市民、被災地対他地域の対立となっている。
一番の問題は、災害廃棄物に含まれる放射性物質を正しく処理する国の方針が明確
でなく、自治体任せとなっている点。
そして、安全神話からはじまり福島事故後の国の対応に誰もが不信感を抱かざるを
えないこと。
金沢市では志賀原発事故に対する防災計画もできておらず、市民の議論もはじまって
ない中で、山野市長が早々と決意表明したことで、みなさん混乱しているのでは
ないでしょうか。
脅迫状はもちろんだめですが、市民対市民、市長対市民にならないよう、民主主義
らしく、少数意見も大事にしながら話し合いを進めていかなければならないと
思います。